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教育学部生が医師になった話 その1
こんにちは。
10数年前、私は教育学部の学生でした。
そんな私が医師となった理由について、これから記載します。
■ 1回目の大学受験
高校時代の私は "特にはっきりとしたやりたいこともない" 学生でした。
県内では進学校と言われる高校に通っていた為、
大学に進学することが既定路線としてあり、
教師と研究者、と言う文字が朧気ながらに浮かんできたことから、
恐らく世の中の受験生の大半と同じように、なんとなく学部を選び、
教育学部に進むことにしました。
■ 教育学部での出会い
進学先で、私のこれまでの人生に最も大きな影響を与えてくれた人の一人と出会います。
それは卒業研究をした研究室の教授でした。
大学2年時にその教授の講義が分かりやすく、
また研究内容もなんとなく面白そうだったので、
特に迷うこともなく、当該の研究室に入りました。
しかしながら、問題がありました。
それは当時"なんとなく"教育学部に通って"なんとなく"大学生をしていた私が、学内随一と噂されていた厳しい研究室に順応できるかということでした。
研究室生活の序盤は、課題はできない(そもそも課題の存在をしらない)、研究室内でうるさい、遅刻した日に髪が明るくなっているなど、普通に浮いていたように思います。
しかし、教授は一切見捨てることなく指導してくださりました。
お陰で、研究の面白さの片鱗を知ることができ、気付けば教師よりも研究者になりたいと思うようになっていました。
学部時代の研究も、結果としてアメリカの雑誌にfirst authorとして載せる事ができた私は、周りが教員採用試験の勉強をする中、他大学の大学院に進学することを決意しました。
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