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大切なことは”好奇心”

コーチングをする上で、大切なこと。「好奇心」
そして、コーチングに不可欠なこと、質問!
その質問は、なぜ?知りたい!!!教えて!がベースに。

質問の面白いところは、
質問された側は応えなければ!と、ちゃんと答えを探そうとすること

今日気分はどう?と聞かれたら、
一瞬でも自分の心に手をあてて、私いまどんな気分だっけ?って確認する癖がついていて、それって本能?それとも教育?
今日の気分がどうかは、本人しかわからないから、本人に聞いてみて
言葉にしてもらわないといけないです。
本人以外は答えを知りませんからね。

だからこそ、今あなたどんな気分?なんで怒ってるの?今日は何が楽しみなの?ってどんどん好奇心から聞く。
問ではなくて、あくまでも知りたいから教えて!
というスタンス。

コーチとして大切な「相手に対する好奇心」を強めるために、
私は長女で今日も練習させていただいた!!!


えりちゃんね、おふろにはいりたくなーーーーーい!
いやなのいやーーーー!
おふろはいりたくなーーーーーーい!
きょうはおふろにはいらないっ!!!

・・・

長女は今日も絶賛、お風呂拒絶中。
じゃーもー入んなくていいよ!と言いたい時もありますが、
そこはグッと堪えて、

そもそもなんでお風呂にはいりたくいのかってこと。
単純に知りたいぞ!
なぜこの2歳さんは、お風呂拒否なのか・・・
まだアンパンマンが見たいのか?めんどくさくてぐーたらしていたいのか、なぜだ!!!

知りたい!知りたい!おしえてくれーーーぃ!


ねぇ、なんでお風呂に入りたくないの?

:
だってね、あついの。おみずあついの。
やさしいお水がいいの。やさしいのがいい。やさしいのがいい。
あついのはいや!
:

ほーーーーーー!!!
お湯が熱いのね!
設定温度、37度だけど熱いと感じるのね。
つい数ヶ月前まで、あったかいおゆがいいの!とお風呂イヤイヤいってたけど
今はやさしいお水(=水よりのぬるま湯)がいいのね。
わかったわかった!
じゃあ今日は温度チェックをしっかりしてお気に召す温度にするから
お風呂いくよ!


わかった!おっけー!

最近彼女は軽やかな「おっけー」を使う。
今日も出た!おっけー!

そうかそうか。まさかお湯の温度が気に入らず、拒絶だったとは。
気づかなかったぜ!ごめんだぜ!
冷たいお水と納得すれば、なんとするっと簡単にお風呂へレッツゴー!

きっと、最初にお風呂嫌だーといった時、きっと本人は、お湯の温度が嫌だから入りたくない!と考えて嫌がったわけではないでしょう・・・
2歳児ですから。そんなロジカルな訳はない。。。

なんとなく嫌だったんだろうけど、
ママになんで?って聞かれたから、考えた時、

そういやお湯がちょっと熱いのがちょっと嫌だった!ってことを思い出して、それを言ったら、
じゃあ、冷たいのにすると言われて、気分が乗ったのではと推測。

私はただ知りたかったから尋ねただけ。
そしたら本人が答えを出してくれて、納得してくれただけ。

コーチングにおいて、コーチがクライアントさんに「好奇心をもって質問する」とき、2つのことが大切だと言われています。

1)コーチが質問する時、クライアントをどちらに向かわせるか意識して           いること
2)クライアントがどちらに向かおうとそれにこだわらないこと
                  引用:コーチングバイブル 第3版

長女がなぜお風呂に入りたくないか、自分なりの理由を見つけてほしい、
そしてどんな答えであってもどんとこい!拘らないぞ!と思っていたぞ!

自分のペースがあって、こだわりが出てきた2歳さん。
質問するればちゃんと答えをだしてくれるように成長したことに、嬉しくなりつつ、今日もひとつ、コーチングエッセンスを実践させていただき、ありがとうございます、長女。

好奇心をもって質問すること。少し理解が進んだ気がします。

※ちなみに、
今日おなじやりとりをすると、

:
おふろはやだ
だってさ
おふろおいしくないもん
:

だそうで。
やっぱり答えはいつもひとつじゃないね!

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