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コーチング的アプローチ_子育て vol.2

vol.2は私自身がエコ(楽)でいるためのスイッチの仕方

前回に引き続き、コーチング的アプローチを子育てに活かしてみる。

vol.1は伝え方、

子育ては、自分の思う通りに進まない。イラっとすることが多々ある。どんなに気をつけていても、気を配っていても、子どもの気持ちを尊重していたいと思っていても、そうできないことがどんどんやってくる。

こんなことはないだろうか

まさにわたしの今朝の話。

子どもの可能性を信じて、「待つ」ことを大切にしたいと思っている。
でも、保育園に行く前に、「早くして!靴履いて!もう!ちゃんとして!」と強めに言ってしまい後悔。
「あぁ・ちゃんとしてって一体誰の為なのよ・・・」あぁ言い放ったあと、後悔し凹んで自己嫌悪。また、やっちゃった・・・
しばらくこの気持ちから逃れられない。

さて、こんな自己嫌悪に陥った時、
やっちゃったなと思った時、どうやって自分を立て直すか。

1)ごめん!ママやっちゃったね!と素直に言葉にする

つい出てしまった子どもを責める声、催促する声、決めつける声・・・
自分が悪かったことがわかっている時、「いや、そんなつもりじゃなかったの。こういう意図だったのよ」と言葉にして言い訳したり、脳内で自分に言い訳する。

”やっちゃったこと!を認めず正当化して言い訳するのは、エコ(楽)じゃない。

「ママまた、早くしてよーって言っちゃったね!やっちゃった!ごめん!」

よし!さあ行こう!

自分自身が、やってしまったことに後悔しているときは、言い訳せずに、そのまま本音を言葉にしてみる。その方が自分の気持ちそのままだから心がラクチンだ。

素直に認めるのはどうなの?親として威厳がなくなるのでは?という見方もあるかもしれないけれど、よくわからない威厳のために、自分自身を偽って苦しくなるよりは、そのままの気持ちを伝えて、そこから子どもとまた関係を築いて行く方が、ラクチンだし健全だと思う。

2)やっちゃったと自分を責める意識からスイッチを切り替える

やっちゃった、だめだ・・・こんなわたし本当だめだ・・・と言い続ける、思い続けると、自分を責める時間がずーっと続く。これは、自分自身の体と心に良くない・優しくない。エコじゃない。

そんな時こそ、意識的に気分を変える。敢えて別のところに意識を飛ばす。

綺麗な空を眺める、意味なく飛び跳ねてみる、誰かが育てている綺麗な花をみる。空を見て深呼吸する。美味しい紅茶を入れてみる。こだわりの豆で引いた珈琲を飲んでみる。

自分を痛めつける・だめな奴だと咎める声から、意識的に離れてみる
やってしまったことは、一旦脇に置いて、
帰ってきた娘を思い切り抱き締めて、一緒に遊べばいい!また二人で関係を作るぞ!と頭のスイッチを切り替える。

”変えられない過去の自分”を咎めても仕方ないので、自分なりのスイッチ切替方法を作って、また進みだすのがラクチンだ。

根底にある基本スタンス

「人はもともと創造力と才知に溢れ、欠けるところのない存在である」というコーアクティブコーチングの大事なスタンスから派生した方法だ。

相手の可能性も信じると同時に、自分自身の可能性や力のことも信じているので、例えちょっとやってしまったとしても、大丈夫。またここから新たに関係を作ることができる。きっとこれも、いまより良い関係を築くきっかけになる。と信じる。

日々、色々な思う通りにならない事象と奮闘するママさんたち。
やっちまった!と思ったとき、是非お試しいただきたい。ちなみにわたしはどちらかというと、2)をやる。

今日も保育園からの帰り道、ふーっと深呼吸をしながら秋晴れの空を眺めて、抱っこされる次女の頭を撫でつつ、まず帰って美味しい珈琲を飲もう!と思って家についた。




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