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沢山傷ついて、学んでいく。

「あ、いたいた!」

次男(年中)を保育園にお迎えに行った帰り、必ず長男が通う小学校の前を通る。

長男よりほんの少し先に帰宅する私達は、毎日の様に小学校の校庭で遊ぶ学童の子供達の中に長男の姿を探す。

長男の事はすぐみ見つけられる。
いつもチョロチョロ走り回っている。止まっているところを見た事がない(笑)

この日も大繩を持って、後ろから追いかけてくるお友達の方を向きながらダッシュしていた。
その顔はめちゃくちゃ楽しそう。

後ろ向きでよくそんなに早く走れるなーと感心しながら見ていたら
長男、ジャングルジムに顔面衝突しました。

さっきまであんなに走っていた長男がみるみる倒れこむ。
ビューン!ゴツン!シュルシュルシュル~♪ って
効果音つけたくなる位一瞬の出来事だった。


有難い学童のスタッフさん達

倒れこむ長男の元へ、近くにいた子供達やスタッフが駆け寄る。
どんどん人だかりが大きくなって、どうやらちょっと大変な様子だ。
近くに回り込み、フェンス越しに声をかけてみるとスタッフさんが来てくれた。

「ごめんなさい、ちょっとジャングルジムにぶつけて怪我しちゃって。結構パックリ切れちゃってるので病院行った方が良いと思います」との事。

全然良いんです。
どうみてもうちの子が後ろ向きに走ってた故の怪我なので。

幸いにも学校から徒歩2分程の場所に、町医者がある。
内科と見せかけて、実は外科的な処置もしてくれる有難い病院。
今年の春にもお世話になったばかりの馴染みの先生がいる。

でも、保険証を携帯していなかったので一度家に帰らなければいけない。
怪我した長男を引き取り、長男を気遣いつつもとりあえず病院で受付して、次男を連れて自宅に取りに帰る。
でも長男は1人病院に残されたら可哀想か?

そんな事を一瞬のうちに考えていると、学童のスタッフさんが

「とりあえず私達で病院へ連れて行きますので」との事。
有難い!!!

急いで自宅に保険証と、待ち時間対策グッズ(絵本、パズル)を持って病院へ行くと既に長男は到着していて処置室に寝かされていました。
まだ診察待ちだけど、頭を打っていて出血もしているので寝かせてくれたとのこと。

学童のスタッフさんが状況を説明してくれた後に
「他に何かお手伝いできることありますか?」と言ってくれた。
いやいや、ここまで連れてきてもらえただけで有難いです。
優しさに泣きそうになる。

荷物はまだ学童にあるとの事だったので、帰りに取りに寄る事になるかな?と思いきや、病院まで持ってきてくれるとの事。
優しすぎる!!

頑張った長男


20分程待ち、やっと診察開始。
先生が来るので私と次男は後ろに下がり、長男とはお互い見えない所で様子を見守る事に。

やはり結構パックリ切れた様で、縫う事になった。
「縫うのは全然痛くないんだけど、注射だけ頑張ろう。でも注射も全然痛くないよ。この地域で一番細い針だからね、こんな細い針見た事ないでしょう?」と、嘘かホントか分からないけど絶えず状況を説明して子供を安心させてくれる先生。
本当に有難い。

傷口(額)周辺だけ穴の開いたシートを顔面にかけられると、ちょっと不安になったのか一瞬暴れたものの、看護師さんにしたから覗いてもらい応援されると不安も収まった様子。

本当は近くにいって手を握って「大丈夫だよ」って言ってあげたいけど。
私が近くにいない方がきっと頑張れる。

何より、次男がチョロチョロしないように捕まえていなくては。
次男は長男の怪我の処置現場を初めて見たので、ドキドキしながら食い入るように見つめていた。
何故か耳をふさぎながら(笑)

男の子を育てるってこういう事だね

結局2針縫いました。
6歳にして、縫うのは2回目。しかも毎回顔面Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

縫う程じゃなくても沢山怪我してます。
そのおかげなのか、大騒ぎする事もなくアッサリ終わりました。
弟がいる手前もあったと思うけど、強くなった!

私もだんだん動揺しなくなりました。
「あ、縫うのね。やっぱりね」みたいな。

怪我なんて少ない方が良いけど、怪我しても怪我しても動き回る事が大好きな長男。
そのままでいて欲しいなと思う。

でも、沢山動きまわる分怪我しない遊び方も学んでおくれ( ;∀;)!!


この後、学童のスタッフさんと電話でお話して
学童運営や、大人の見守りについて思う所がありました。
それはまた後日書きたいと思います。

最後までお読みいただき有難うございました!
今日も素敵な一日になりますように☆彡


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