見出し画像

小学校受験 不合格

迷いに迷って、小学校受験をした。
そして不合格でした。

我が家の「本気で惚れてしまった」唯一の小学校は、県内の入試解禁日初日に考査があり当日に結果が発表されるというもの。

考査当日まで「受験一色」となっていた生活が、当日の夜「不合格」という通知を受け取った瞬間に一変した。

親子共に週に何度も袖を通した受験服も、通塾グッズも、念の為に用意していたネイビーのレインコート、傘、長靴、数回しか履かなかった革靴。全てが不要になった。

考査の翌朝、子供に結果を伝えると大泣きした。
その日は合格したら入学手続きをするために休暇をとっていたので、急遽遊園地に遊びに行くことになりとても元気にしていた。

それでも何日かに一度「入れなくて悲しい」「頑張ったのに入れなかった」と口にすることがあり、私たち親が誘導した結果なだけに少し辛い気持ちになる。

ただ、受験を終えて一歩離れたところから見てみると、季節講習とか「夏休みは一日100枚ペーパーやれ」とか「本番はファミリアの服を着た方が良い」とか、よくわからない事を言う先生の話はさておき、やっぱり受験で学ぶ内容はとても良いものだったと思う。

それは、就学前の基礎教育としては勿論のこと

・ハンカチ・ティッシュを持ち歩く習慣。
・大人との会話(です、ますをつける等)
・人の目を見る。
・お礼をきちんと言う
・話を聞く姿勢
・自主性
・ルールのあるゲームでの立ち振る舞い
・思いやり

という、普通に保育園生活をしているだけでは中々身につかないこと。親が気付きにくい点まで知ることができて、とても有益な時間だったと思う。

長男の不合格によって、次男は長男と同じ公立を希望すると思うし、次男はこのまま受験とは無縁の生活を送るかも…と、思っていたけれど。

色々考えて、やっぱり次男も長男と同じように受験教材を使って勉強しようと思い直し、2回目にして改めて、「小学校受験で学ぶ内容は何につながるのか?」を考えていこうと思います。

頂いたサポートは書籍や体験に使わせて頂き、またnoteでお返しいたします!