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ラグビーのシックス・ネイションズが始まった

2月6日から、ラグビーのシックス・ネイションズ(Six Nations)が始まった。この大会は毎年この時期に開催される6カ国対抗のラグビー大会。まだまだ寒い日が続く季節だが、これが始まると、「もうすぐ春だ」という気持ちに私はなる。

イギリスではラグビーは小学校の授業でも習うし、地元のプロの選手が小学校に教えに来てくれたり、そんな事もあって裾野が広く、ラグビー好きが多いようだ。例年だと、パブに行ってみんなで飲みながら観戦を楽しんだりするが、今年はロックダウン中でパブも閉まっているから、それもできないのが残念。

イギリス に来た当初、「どの6カ国だろう?」と思った覚えがある。ニュージーランドや南アフリカは入ってそうだなと勝手に想像したりもした。実際のところ、この6カ国は、イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、イタリア。

まず、初歩的な感想として「イギリスから3チームも出ているんだ」と思ったものだ。ラグビーにもイギリス事情にも詳しくなかったので、イギリス(UKいわゆUnited Kingdom)が、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという別々の国から成っていて、それぞれのラグビーチームがあることを知らなかった。

うちの旦那はスコットランド人。もちろんスコットランドチームを応援している。特に、イングランドに対して強すぎるライバル心を持っていて、サッカーでもラグビーでも、とにかく何にでもイングランドには負けたくないみたいだ。だから、スコットランドとイングランドをごちゃ混ぜにでもしたら、国際的大問題だ。

シックス・ネイションズの初戦、いきなりロンドンのスタジアムでのイングランドvsスコットランド。この試合、スコットランドが38年ぶりにこの会場でイングランドに勝ったのだ。旦那は大喜びである。ちなみに、ラグビーワールドカップ日本大会で、日本がスコットランドに勝った時は、大いに不機嫌であった。

この6カ国はこれから3月20日まで各国のスタジアムを回って総当たりで対戦する。今年は、コロナの関係で無観客。各国に入国後に7日間の隔離が必要だったりと大変なようだが、そんな中でも、開催してくれたことに感謝したい。みなさんの戦う勇姿を見ていると勇気や元気がもらえる気がする。


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