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無出勤生活5か月目を迎えて

リモートワークが始まった3月頭から、もう4か月以上たった。

特に出社する必要のない業種のうえに、客先もリモート勤務なので外に出ることがなくなった。しいて言うと食糧品の買い出しで歩いてスーパーに行くか、月に1度の通院でちょっと電車に乗る程度だ。3月はまだ寒かったのでコートを着ていたはずが、繁忙期のせいかほぼ桜を見ることもなくあっという間に6月になっていた。

気が付くと世間の人々はかなりの割合で出勤しており、たまに通院してみると電車はほぼいつも通り、Twitterには様々な業界の阿鼻叫喚が流れている。基本的に職場の人々もほぼ外出していないようだが、保育園や学校が休みの時期は大変そうだった。

無出勤生活のルーチン

一方で私は仕事、たまにリングフィットアドベンチャーで運動、ゲームとキーボード、猫と遊ぶぐらいの生活をもう4か月以上続けている。ほぼ自主的な自粛というレベルで、毎日変化があることというと家族の調子が良い日かどうかぐらいだ。食事も毎日考えるのが大変なので、完全栄養食や蒸し野菜をほぼ毎日食べる。何も考えなくていいのが楽すぎて、もう3キロは痩せた。

よかったこと

自宅にデスクワーク環境、もとい作業部屋を作っておいたので、かえって仕事が爆速になった。もともと上司に断りを入れて自宅作業をすることが多かったのと、ゲームをすることから家にウルトラワイドモニタや使いやすいキーボード、いい椅子の用意があったのが大きい。なお上司にモニタと椅子とキーボードを買わせた。

仕事も必要があれば電話もチャットもスムーズにできたので、締め切り直前の時期でも特に困らなかった。会社が備えをしておいてくれるのは大変ありがたい。ご家族がいる方が多いからか、夕食前後に時間に連絡が来ないのも結構うれしい。

近所のつけ麺屋がテイクアウトを始めた。腹を壊しやすい人間にとって外食は大敵なので、家に持ち帰ってゆっくり食べられるのは革命だ。

あとは任意のタイミングで横になれる。休憩時間とか具合の悪い時とか。会社ではせいぜいトイレでしか適当な体勢になれないのが、自宅ならほとんどすべてのタイミングでだらしない体勢でも問題ない。すごい。

困ったこと

ジムに行けなくなって最初の3か月くらいは困った。いつ収束するかがわからないのでしばらく放置してしまったが、さすがに全く運動しないわけにもいかず契約を切って、フィットボクシングとリングフィットアドベンチャーを買った。結局ジムは良くても週2-3回しか行けてなかったので、毎日すぐできるゲームに切り替えてよかった。

娯楽のリリースタイミングがズレる、休止になることが多かったのが地味にきつかった。なんとなく口を開けていれば摂取できるタイプの娯楽がなくなるので、楽しいことを探しに行く必要がある。元気な時はいいけど疲れている時はちょっとしんどい。

元気な人間と会話をする機会が少ない。メンタルを壊した家族と常にいるため猛烈に気を遣う。打ち合わせの少ない時期にたまに会社の人と喋るとそもそも元気すぎて驚く。

単純に残業が減るので金銭事情がちょっとつらい。無駄がなくなって健康になっているのでどちらかというと良いことだが、そう簡単に基本給が上がることもないので…

これから

特に出勤しそうな気配もないので、この生活は来月以降も変わらないらしい。というか、これが基本形になっていくのだろう。あまりに生活に変化がないのも飽きるので、仕事のための勉強にそろそろ手を出してもいいかもしれない。





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