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宗教について考えたこと

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自分の所属するものだけでなく宗教全体について考えたことをまとめました
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#御書

「心の師とは・なるとも心を師とせざれ」について

「心の師とは・なるとも心を師とせざれ」について

これは、御書にある言葉で、創価学会の人なら誰でも知ってる一節だと思います。

これを読んで、「自分の心に従っちゃいけないんだ。自制しなきゃ」とやりたいことを我慢して苦しんでる人が結構いるじゃないかと思います。私がそうでした。

先日、この言葉について、オボクリニックの於保香峯子さんが以下のように語っていました。(インスタライブで、視聴者からの質問に答える流れ。)

そして、例として、あるトップフィ

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神様は乗り越えられる試練しか与えない。乗り越えるとは?

神様は乗り越えられる試練しか与えない。乗り越えるとは?

神様は乗り越えられる試練しか与えない。というのは、特定の宗教を信じてない人でもよく耳にする言葉だと思います。

仏法では、似た言葉に願兼於業(がんけんおごう)というのがあります。ざっくりいうと、仏法を行うことで必ず幸せになれることを証明するために、あえて業を背負って(悩みを持って)生まれてくる。という意味だったと思います。

この言葉はしばしば、悩んでる人を励ますときに使われます。

例えば、何か

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祈りは必ず叶うと思っていた

祈りは必ず叶うと思っていた

学会活動で誤解してたことシリーズです。

祈りは必ず叶う。

これは、学会員さんなら誰もが知っていて、よく使われる言葉ですよね。

御書にも、

法華経の行者の祈りの叶わぬことはない

ってはっきり書いてあるし、

新聞にもいろんな体験談が載っているし、

人を励ます時にも、自分が何かを祈るときも、祈ったら絶対よくなる、って確信を込めて言いますよね。

だから、私も、祈りは必ず叶う、は正しいこと、

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学会活動で誤解してたこと

学会活動で誤解してたこと

私は二世の創価学会員です。子供の頃からずっと学会活動が苦手でした。大人になってから発達障害と診断され、仕事に適応できず精神科に通いました。回復した今、学会活動がなんであんなに苦しかったのか、考え直し気づいた事を書きたいと思います。

誤解①折伏は人のためにするものだと思っていた→折伏は100%自分のため
人を幸せにしようとして苦しんだ過去
なぜ人を幸せにしようとすると苦しいのか
なぜ人を幸せにしよ

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学会活動にやらなきゃいけないことも、やっちゃいけないこともない

学会活動にやらなきゃいけないことも、やっちゃいけないこともない

これは、過去に一度公開して、でもなんかもやもやして取り下げた記事ですが、今の気持ちに近いので、また公開することにしました。

学会活動ってなんのためにあるのか。

全部、自分のためです。

だから、やりたいこと、楽しいなって思うことだけやっていればいいんです。

自己中になってはいけないから、学会のために、人のために、やりたくないことをやっていませんか。

たとえば、

折伏したくないなと思うなら

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