3分間

カップラーメンを待つ間に考えたことを少し。

ウルトラマン

子どもの頃、ウルトラマンを観ていると

お話の終盤、胸のカラータイマーが

ピコンピコン

と点滅し出します。

ジョァッ!!

当時ガキだった僕と弟は、父に尋ねました。

「何で光っと?」
「ピカピカしとる」

父は

「もうすぐ3分経つとたい」

と静かに答えました。

「何で3分?」

「ラーメンどん作って来たっだろ」

「ほぇー、はよ倒して帰らんや!」
「そーだそーだ!」


こんな記憶を思い出しました。

カップラーメンとウルトラマンを

繋げたくなる気持ちは分かりますよね?

しかし、同じ「3分間」でも時には長く

時には短く感じたりすることがあります。

それこそ

ウルトラマンが闘う3分間

カップラーメンを待つ3分間

のように。

「焦燥」と「我慢」(とでも言うのか?)

不思議だなーと考えていたら

ふと、天空の城ラピュタに登場するセリフ

「3分間待ってやる」

が浮かんできました。

主人公が、ヒロインと2人で話がしたい

と言った際に、敵が放った言葉です。

これは…「余裕」?

「もう」と「まだ」

時間は平等だけど平等じゃない

と中学か高校で言われたような気がします。

確かに!

あ…ラーメン伸びました🙁


ご覧いただきありがとうございました。

画像は熊本地震(前震)前のツイート。
当時、熊本にいた。数時間後に
日常がひっくり返ることなど
微塵も考えていなかったことがわかる。

東日本大震災から昨日で10年。
「もう10年」か「まだ10年」か。
僕にはわかりませんが、日々に感謝します。


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