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信田巻き寿司
今月のおすすめレシピ♪
油揚げを使った料理には信田(しのだ)という名前が含まれています。この信田は大阪の地名です。信田を舞台に、浄瑠璃や歌舞伎にうたわれた有名なキツネの伝説から、“キツネの好物“とされる油揚げを使った料理には信田という名前がつきます。
さて海苔は昔から高級品ではありましたが、最近はますます高級品になってきました。海苔が採れにくく、さらに今年は本当にとれていません。生産ができていないのです。今年度のキッズキッチンの教室に使用した海苔は、前年度からの注文でしっかりと確保していましたが、さらに一段と状況は厳しくなっています。海苔の巻き寿司は高級な料理になっていくのかもしれません。
それでも何か巻いて食べたいな、太巻きを作りたいという時、油揚げはいかがでしょうか。小さいもので三角に包むと、稲荷寿司。(この稲荷もキツネに関係がありますね)
揚げを開いて包むと、信田巻き寿司になります。なお“信田巻き“だけだと、何を巻いているのかまではよくわからないので、名前に「寿司」がついています。
<材料> 4本分
酢飯 1合分(360g程度)
お好みで 混ぜる具 ごま、わかめのふりかけ、甘酢生姜など
具(お好みで)
きゅうり 60g(2/3本)
薄揚げ 4枚
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ1
水 1/2カップ
<作り方>
1 薄揚げはお箸や綿棒でのばし、はがれやすくする
2 鍋に薄揚げ、砂糖、醤油、水を入れて蓋をして煮込む。沸騰したら一旦ひっくり返し、全体に色が回ったら火を止めて冷めるまで置いておく。
3きゅうりは縦長に4等分する。
4 酢飯は4等分に分ける。
5 2の薄揚げの汁気を絞り、平に開く。
6 酢飯をのせ、きゅうりなど具をのせて巻く。
7 必要があれば、一口サイズに切る。
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揚げは、うどんに入れるときつねうどんになります。出汁や味醂を使わないで、水と砂糖と醤油で作り、味をシャープに出すのがサカモト流です。出汁を使うと味がまろやかになり、酢やうどんに負けてしまうと言われました。本当かなあと思いつつ、水と砂糖と醤油という手軽さで、いつもこの方法で煮ています。
油揚げは油抜きが必要か、ですが、最近は油が古くなっていることもないので、手間でなければ熱湯をかけて油を抜く、手間であればそのまま使っても問題はありません。
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