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何かいる①

おはようございます。
朝からセミが鳴いております。うだるような暑さ、そう表現するにふさわしい季節となって参りましたね。この時期になると昔夏休みの間にテレビでやっていたあなたの知らない世界を思い出すskryです😱

もうね、あれは本当にイントロから鳥肌のたつ番組でした。当時小学生だった私にはトラウマものでした。やめときゃいいのに怖いもの見たさでクソ暑い中(お言葉)毛布かぶってまで見るっていうね。もちろんメインのお話もイントロに負けず劣らず十分怖いのですが⋯😭

やめときゃいいのに(2回目)
どうして見るかね。

(笑)

はい、勘の良い方はすでに察しておられるのではないでしょうか。
そうです。今回は私の身に起こった不思議な話をしていきたいと思います。

ちなみに私霊感はいっさいありません。それらしきものを見たことすらありません。おそらく今後も開眼かいがんしないまま一生を終えると思います。

今回のお話は、そんな私がまだ10代〜20代の頃に実際に体験したお話です。



あれは私が高校2年に進学する年の春でした。
当時かなり古い(「〇〇荘」みたいな)アパートに親子5人で住んでいた私達は、物件の取り壊しを機に引っ越しを余儀よぎなくされました。
こればっかりは仕方ありません。家主さんが処分すると判断したのなら私達は従うしかありません。引っ越しが決まった日から、私も両親と共にお部屋の内覧に向かいました。

ーーーそれから3ヶ月後。

結局、新たなお家はこれまたかなり築古の一軒家になりました。まぁでもずっと狭いアパートの中、大人ふたり兄弟三人すし詰め状態だった私からすれば、自分の部屋ができるだけでこの上なくウキウキMAXなできごとでした😅

ちなみにはじめて新居を訪れた時の感想は「1階部分が少しうす暗いな」、程度でした。ですが特になんの違和感もありませんでしたし、何より広さを確保出来た事に家族皆満足していたのでこれといった不満はなかったと思います。
そしてここから7年ほど私達の家族はこの家に住み続けますが、最後まで特に怖い思いをすることはありませんでした。

いやいや、ここまで語っといてそんなオチ?といった感じですが本当にそうなんです😅
なんといいますか⋯⋯なにかいるのは分かるんです。でも敵意とか嫌なものはまったく感じられないんです。もう少し分かりやすく説明すると、向こうがこちら(人間)の存在にすら気づいていない感じ。

何度もクギを刺しますが、私そういったものはいっさい見えません。

でも。

見えませんが、がするんです。

明らかに自分達のものではなく、そしてご近所さんのものでもない生活音が。


【次回に続く】


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