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死にたいけど人生を諦めたくもない話。


基本的にずっと死にたいと思っている。希死念慮というものは一度抱えると中々消えないようです。
でも何かと理由をつけて先延ばしにし、26年間生きながらえてきた。それが良いことなのか往生際の悪いことなのか、私には判断することができない。

初めて死にたいと思った小学4年生の時から、よくここまで生きてきたなぁとは思う。10代の頃は自分が二十歳まで生きる想像が全然できなくて、「成人するまでには死んでいそう」とか、何となく考えていた。
割とそういう人いるけどね。大人になった時の想像がつかなかったとか、できなかったとか。私もそれだったのでしょう。

死にたい死にたいとは言うけど、たぶん消えたいっていう方が近い。あと最近よく思うのは、生まれてきたくなかったってこと。なぜ私のような社会不適合が生まれ落ちてしまったのか、親には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

前まではあまり意識していなかったのだけど、去年ぐらいからTwitterで「結婚しました」とか「マイホーム建てました」とかいう呟きを見ると、自分もその人と同じ人間であることが信じられなくなる。
私も結婚したかったなぁ、家を手に入れて猫ちゃんと暮らしたかったなぁ、なんて、まるで自分の人生はもう終わったかのように考えてしまう。
まぁ、だってここからの人生絶望的だし。

それでもふと、人生投げ出したくないな、って思う瞬間がある。
前述通り、結婚して子どもを産んで、マイホームを建てて……っていう、幸せな人生を歩みたい、って、大それた願いを持ってしまう。でもこれ、一昔前までは普通の人生のあり方だったんですよね。中々信じられないことですが……。

これからどのように足搔いたらそのような人生を送れるのか、今の私にはさっぱり見当がつきません。そんなことを考えたら何だか居たたまれなくなって余計しんどくなる始末。
とりあえずは死ぬのをまた先延ばしにするところからですかね……。


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