私の手元で常に大切にしているテキストでしたが、
悩みや不安を乗り越えられない、チャレンジしたいけど躊躇している方など、誰かの何かに対して励みになればと思い投稿に至ります。

これは、2014年頃に初めて会社からマネジメントの役割をいただいた際に
書きき始め、都度更新を続けてきたものです。

最終的には起業を具体的に考える際、自身の棚卸を更新した時のテキストです。
5年後、10年後何かにつまづいた時に立ち戻るための指針として、
また、同じような悩みを抱えている方の一歩踏み出す勇気に繋がればと想い、たどたどしくも言語化してみました。

▼どんな未来で在りたいか
(人間関係)
お互いを尊重し、高めあえる人間関係で在りたい。安心して何でも語れる仲間の輪を広げたい。
(社会)
共存していく「利害関係を超越した関係 = 家族」で社会を溢れさせたい。
1人1人がワクワク・キラキラするために、少しでも貢献したい。そして、その輪を少しずつ広げていきたい。
(対自分)
私自身、頼られる存在(感謝される存在)として生きている意味を感じていたい。
(スタンス)
人が働くを通じて成長する過程において、選択肢を1つでも多く提供したい。
目の前で困っている人がいたら、全員助けたい
※健全に事業運営している企業、少しでも良くなりたいと思う個人

▼私はどんな人間か
とても臆病で失敗を恐れている人間である。

(経済的な面で)不自由のない家庭環境で育ち、大人になった。
大学にも進学させてもらい、部活や遊びもある程度自由度は高い。
(むしろ、不自由なく生活をさせてもらい両親に感謝しかない。)

一方、「人との関わり方」に着目すると、所々嫌な記憶が蘇ってくる。

中学時代は1年間イジメを経験し、今でも心理的なトラウマがある。
大人になってからも相手を蹴落とす、おとしめるようなコミュニケーションを散々目の当たりにしてきた。

あくまでも私が目にしてきた人生を感じたまま綴ると、代替案の無い否定や批判、相手を傷つける場面にまみれていたのだ。

かと言って、自身が完璧かというと決してそうではない。
人様を傷つけたり、知らず知らずのうちに相手の意図と反する行動をしてきたことも多々ある。

そうした人と人が関わる中で生まれた心理的バイアスとして、
「自分の意見を言うと否定される」という不安や恐怖が
心の中に潜んでいる。

社会に出てからも同様、「意見を言うと否定されるのが恐い」「発言がその場の空気に適しているか自信が無い」「良いことを言わないといけない」など、相手の顔色をうかがい、
「正しい答え」「求められている答え」を無意識に考える癖がついていたと思う。

今でこそ改善はしているが、新卒入社当初、
初対面や大人数を相手にしたコミュニケーションに強く苦手意識を持っていた。(今も決して得意ではない)
「否定されるかもしれない」という意識が働き、人前に出ると頭の中が真っ白になってしまうのだ。
お客様との商談も、社内のMTGも、常に事前の準備を徹底的に実施し、起こりうることの想像や対策を人の何倍も時間をかけて準備してきたと思う。
(そうしないと心が安心しないから)

人前が苦手にも関わらず、学生時代はクラスや部活の部長に任命されたり、卒業式では全校生徒の前で指揮を振るような機会もあった。
社会に出てからも、経営者や大人数を相手にプレゼンする機会など、人前に出る機会を多くもらってきたのも事実である。(当時は本当に嫌だった)

1年間いじめられていたとはいえ、総論としては、友人関係には恵まれてきたとも思う。(当時は誰も信じられなかったが)

高校時代からの親友とは今も固い絆で結ばれているし、社会に出てからも、働くことを通じて出会った仲間とは長く付き合ってもらっている。
今だにランチや飲みに連れていっていただけるお客様もいる。

本当に周りに助けてもらってここまで生きてこれた人生。
お世話になった方々への恩返しも必要だが、返しきれないほど助けられてきた人生。
40歳を目前に、残りの人生何ができるかを考えた結果、未来へ恩送りをしていくことだと考えている。
特に、未来を担う若者や学生に対して、1つでも多くの選択肢をもたせてあげたい。
1人でも多くの人達が胸をはって生きられる社会に、心の底から笑える人生を歩める手助けができれば嬉しいと思っている。

▼何が嬉しくて、何が悲しいか
相手へ貢献したい気持ちと、自己承認欲求は表裏一体だろうと考えている。

私自身は「生まれてきて良かったと思いたい」「頼られる存在として認められたい」というのが本音。

私にとっての答えは、相手に喜んでもらう・感動してもらう、その見返りに感謝をいただくことである。

綺麗ごととも映るかもしれないので、補足しておくと、お金が必要ないかと言われると、嘘になる。
生きていく上での最低限の収入は必要だが、それ以上裕福な暮らしがしたいわけでもない。

自分自身の利益は一旦横に置き、「相手へ貢献する、感動してもらう」ということが私のスタイル。
そうすると、また頼ってもらえるようになる。それが嬉しい。
相手が感動すると幸せゲージが満タンになる。
そうして、幸せがこぼれてくる。
こぼれたら、自分にもおすそ分けしていただく。
それだったら、自分のスタンスとしても気遣いなくもらえる気がする。

そんな私も、今まで出会った方全員に100%貢献できているわけではないし、
ビジネス上結果をお返しできなかったお客様もいるので、スキルとしてはまだまだ成長余地があるのが実態。
こう在りたいという想いを強く持つのと同時に、それを叶えるためのスキルや知識も同じくらい重要な認識ではいる。
ビジネスとして、何が強みかについては後述することにする。

▼まとめ
長々と書いてしまったが、
人が人として生まれた以上、お互いの強みを理解し、尊重しあうこと。
共存していくことを重んじていきたい。

ビジネスの世界では適切な競争原理が必要な時もあるのは理解しているが、僕は共存するという考え方を大切にしていきたい。

1人1人とって、幸せの尺度が異なるのだから、
その人にとってのGoalに向かう手助けがちょっとでも出来たら嬉しい。

相手は、人であってもチームや企業という組織であっても、とにかく頼られる存在でいるための行動をとっていく。

その結果として、

夕暮れ時の由比ヶ浜、
心地よい波の音を聞きながら、100人の仲間と酒を酌み交わし、
真剣に語り合い、真剣に馬鹿をやる。

こんな家族のような仲間がいたら最高だなと思う。
目的を一緒に達成する過程を経て、利害関係を超越していく。
お前がいると何か楽しいわ、とか、助かるわって言ってもらえるように。

▼ビジネスに対する考え方
人の成長 = 企業の成長

想いを強く持っている企業、良いサービスを展開しているが世の中に届いていない企業、コスト事情などから目を向けられていない企業 等 中小企業を中心に伴走、支えていきたい。

結果として、新しいサービスの創造や雇用の創出、起業家の輩出など、日本の価値水準を上げていくことに繋がると考えている。

大前提として上述のように自信をもつことへの恐怖はあるが、仕事を通じて自信が醸成されてきた側面もある。(お客様からの感謝、仲間との絆、数々のチャレンジ機会など)

前職のパーソルグループ内では、営業や企画、人事、マネジメント、新規事業の立ち上げなど役割も多岐に渡り様々な立場から物事を見ることができた。チーム(組織)として他者貢献できる可能性も大いに感じることができた。

一方、大儀あるビジョン実現には、ビジネス効率を重視しなければいけないことも多い。(利益を最優先すると、当然の考え方でもある)
予算を確保しやすい大手顧客や発注頻度、単価の高いお客様などが優先される。

それはそれとして1つの考え方ではあるが、発展途上である中小・零細企業様にも、多くの投資コストは捻出できないが、強い想いや課題を抱えている会社が多数存在していることを肌で感じている。
また、とても素敵なサービスにも関わらず、社会からの認知が低い企業様も多い。

こうした、どうしてもビジネス効率上目を背けられてしまいやすい企業様が繁栄していくためにも、高品質を維持しながらも、コスト上柔軟対応できる私のような存在が役に立てる。

▼大切にしているマインド
勝ち負けや争いの延長ではなく、相手への貢献マインドが1つ1つ繋がることで共存していくピュアな世界が実現できると強く思っている。
綺麗ごとではなく、実現するために目の前の1人1人に誠意をもって貢献していくこと。人と人の繋がりを尊重していくこと。
自分なりの正義を軸に、正しく健全な事業を運営していきたい。

何より、きっと同じ想いをもつ仲間がいると信じているので、1人1人絆を増やし社会にワクワクした生き方を提供できるチームを築いていきたい。

発注者と業者という立ち位置ではなく、同じ会社のスタッフ(家族)として一緒に目的に向かっていきたい。

▼対個人への想い
社会には、私のように自信を持てずに自己表現ができない人達も多いだろうと想像している。その人たちが勇気をもってチャレンジし、自己実現できるように恩送りをしていきたい。

上司・部下の関係構築がうまくいっていない方、思うようにパフォーマンスが出せない方、人生のゴールややりがいが見いだせない方 など私なりの考えをお伝えしていく。

近年騒がれているDXへの取り組みは加速していくが、企業が成長していくことは、個人が成長していくことと同義語だと思う。

働くを通じて得たい対価は1人1人異なるため、生きていく上で1つでも多くの選択肢を提供できるようにし、納得感のある人生を選択できるようサポートしていきたい。

▼具体的な事業ドメイン
経験をもっている採用支援、営業支援、新規事業支援を中心にキャッシュエンジンを構築。
採用・営業領域だけでも十分にマーケットはあるが、深く長くお付き合いしていくという意味で深い信頼を築く。
仲間集めをする領域としても実行可能性は高い。
徐々に、企業の「困っていること」に一貫して応えられるサービスを広げていく。
プロダクト/自社サービス化までできればベストだが、特にこだわりはない。

<現時点で対応可能な範囲> 個人事業としてスタート(2021年10月1日~)
人事採用 中途領域を中心に戦略策定~実行まで全て対応可能 ※新卒領域はパートナー含めて対応可能

営業支援 営業組織としての戦略策定~実行まで全て対応可能 ※業種、ソリューションはオールジャンル対応可能

新規事業 Saas型クラウドの営業戦略策定~実行まで全て対応可能 ※あくまでもビジネスサイドとしてのお手伝いに限る

<今後広げていく範囲 (パートナー、関連会社も含め)>
人事組織コンサル (MVV策定、制度設計 等)
営業育成
教育事業(ビジネススクール、オンラインサロン、コミュニティー組成)
WEBマーケ戦略設計~実行
システム開発
学校法人の立ち上げ
自社プロダクト構築

この投稿が自分の道しるべになることを信じて。
そして、見てくれた誰かのちょっとした助けになることを期待して。

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