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ひとりで呑むシリーズ

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ひとりで呑みます。 不定期更新
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記事一覧

36歳、ひとり、四文屋で飲む

・世はまさに大後悔時代である 何の予定もない土曜日。 いつもと同じ時間に目を覚ますも布団…

関野ヤマ
1か月前
42

35歳、ひとり、日本にたった4軒しかない回転寿司店で呑む

・自分で自分を褒めたいです 冬と呼ぶには暖かく、春と呼ぶには寒い日。 今日は土曜日だが…

関野ヤマ
3か月前
10

35歳、ひとり、グリルドチキンライスで呑む

給料日前の日曜日。 もちろん銀行口座の残高は底をつくどころか最早穴が空いている。 行きたい…

関野ヤマ
4か月前
21

マカロニサラダと焼酎ハイボールfeat.買ってよかったもの・・・

・まだまだ不調を引き摺りながら起床 ・喉の違和感が収まらない ・30代のインフルエンザはマ…

関野ヤマ
5か月前
12

35歳、ひとり、吉野家で呑む

・いつの間にか始まっていたムーヴメント 「吉呑み」という言葉を聞いたことがあるだろうか…

関野ヤマ
6か月前
4

35歳、ひとり、おじさんの天国のような食堂で呑む

・血で血を洗う休日出勤 業務に追われる金曜日。 今日はどこに飲みに行こうかと考えていた。 …

関野ヤマ
6か月前
12

35歳、ひとり、得一で呑む

・最高の大学生活(夜) 当時20歳そこそこで大学生の私は、ろくに学校にも行かず夜な夜なバンド活動に明け暮れていた。 缶ビールを煽りためにならない楽器を鳴らし、また缶ビールを煽り床に就くといったろくでもない生活。 バイト先もPTAが想像する様な模範的なライブハウス。 ろくでもない大人たちが夜な夜な現れ、刹那に生きている日常を目の当たりにしていた。 周囲の大学生がお洒落なカフェで女子とのデートを楽しんでいる間、平日の昼は絶対見かけないような髪型や恰好をした大人たちの相手。なん

35歳、ひとり、八番で呑む

・今夜はご機嫌かよ 特別良いことがあった訳ではない。 ただ悪いことがなかった金曜日、それ…

関野ヤマ
7か月前
6

35歳、ひとり、中川屋酒店で呑む

・抱えた負の感情 生きていれば疲れる日もある。 いや、疲れている日の方が多いのかも知れな…

関野ヤマ
7か月前
11

35歳、ひとり、再びはま寿司で呑む

・油断 気温も徐々に落ち着きを取り戻してきた9月末。 外より暑い室内で缶ビールを呑んでい…

関野ヤマ
7か月前
8

35歳、ひとり、餃子の王将で呑む

・週明けから不運 なにもせず、ただダラダラするというハッピーな三連休が終わってしまった。…

関野ヤマ
7か月前
19

35歳、ひとり、ニュー北京で呑む

・平日の店 人間、誰でも自分なりのバイアス、というかの思い込みがある。 「こうあってほし…

関野ヤマ
7か月前
7

35歳、ひとり、朝から松屋で呑む

・100点の朝 じわりと暑い朝。 少し前までの焼ける様な日差しは去り、暑いながらも心地よい朝…

関野ヤマ
8か月前
30

35歳、ひとり、はま寿司で呑む。

・外気温36℃昼、はま寿司にて うだる暑さの日曜日正午。 家族連れが大挙して押し寄せるはま寿司に、ひとり訪れた。 ガンガンに効いている冷房に少しホッとする。 時はまさにお昼時。 外気温計が36℃を示していた。 店内は家族連れの、まだかまだかという順番待ちから来る苛立ちにより、ピリピリと空気が張り詰めている。 その空気に一瞬気圧されそうになるが、なんとか態勢を立て直し受付発券機に向かう。 スーパーボールの様に予測不能、縦横無尽に跋扈するお子様たちを華麗に避けながら、であ