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第4話@Flight Nurseとの出会い

久しぶりの投稿となりました

不定期投稿のため、お許し下さい

また最近気温の高くなっているので皆さん体調には気を付けて下さいね

先日とある学会でアメリカのウエストコーストの急性期病院でフライトナースとして働く方と話す機会がありました

その方は、単身渡米し英語を学び看護師資格を取得、critical careを学びICU Nurse&Flight Nurseとして活躍しています

これだけで素直に脱帽なんですが米国における臨床看護教育について教えて頂いたので今回はそのことについてお話します

1、シミュレーション教育
2、一般看護師を評価するのは師長ではない?
3、スキルが劣っている看護師への教育
4、余談

日本でもシミュレーション教育をしている施設はあると思いますが実際は......「したいけど...そんな暇ない...」「せいぜいやって年一くらい?」そんな感じだと思います。机上で勉強し実際にフォロー付きで受け持ちしながら更に学習していくことが一般的ですよね

米国でのシミュレーション教育について聞いてみました

その方の施設では月一でシミュレーション教育シナリオが用意されており、それに沿いシミュレーションを行う(もちろんコメディカルも参加)

シミュレーションはNP(NursePractitioner)・CNS(CertifiedNurseSpecialist)が開催し、その内容はビデオ撮影しビデオを見返し皆で良かった点、ここはこうした方が良いなど振り返りを行っている

「すごく緊張するけど、それ以上に学びがあるし自信に繋がる。」

と言ってました(み、みてみたい・・・)

看護師個人の評価は部署の師長では無く一番近くで見ているNP、CNSが評価しているそうでスタッフの支援を日々に行っているとのことでした

成長や仕事がスムーズにいかない方に対しても見捨てることは絶対せず皆で全力でサポートする姿勢があると

「とにかくみんなよく褒め、否定的な発言はほとんどしない」

学べる環境って本当に大事ですよね(学べる環境とは医者や看護師が卓越してるだけでは無くサポート体制も充実している)

その部署の教育を統括する教育チームがあることが必須でその教育チームのメンバーは一般のナースよりも卓越したナースである

余談ですが・・・

「日本のナースは患者のケア以外に色々仕事が多いと聞きます。アメリカは常に患者にフォーカスしてます。だから学びも多いし医師からも仕事を任せてもらえ同等に働けます。」

患者の所に居る時間が一番長いのは看護師であると言われ実際そうかもしれませんが業務などで離れる時間は多いですよね

それは本当に患者にfocusしているのかと考えさせられました

実際教育チームの設立などする前に、看護師では無くても出来る仕事は他部門に任せて患者にfocusすることが重要(もちろん人員配置要)

裏を返せばその部署に

①教育チームも無い
②業務に追われサービス残業が多い
③看護している感が無く落ち込む機会が多い

全て該当する施設・部署はレッドゾーンかも・・・

私の施設では教育チームはありますが無駄な業務量が多いです

無駄な業務をしていても日々意識的に改善活動をしている施設であれば良いと思いますが活動すらしていないと仕事する度に無駄な仕事のせいでfrustrationが溜まります

教育・業務の改善が図れるように日々奮闘していますが今回出会ったflight nurseから刺激を貰ったのでスタッフ‐患者がwin-winとなるよう仕事に励みたいと思います

シミュレーション教育方法については米国の仕方は是非取り入れていきたいです

あとは

とにかく褒める!!!!



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