遊べる二ホンご

最近考えていること。


日本語っておもしろい。
ひらがな、カタカナ、漢字のみっつを使いこなせる。

空書きとか100回書くとか超めんどくさかったけどさ、そのみっつを多大な時間をかけて覚えたのだからせっかくなら面白がりたいなあと思っていて。


だけど最近特に、つまらんな。と思うことがたくさんある。


上手な言い回し、難しい言葉、ものすっごい丁寧な言葉、が、意思や気持ちを隠すのに便利だよな~~と思うから。
そんで難しすぎる言葉は伝わらない。今なにを一番伝えたくて、届けたいと思っているのか、見えてこない。会見とかをみていても、「で、まわりまわって結局、何を言いたいのですか?」となる。


次回の公演でお世話になるグループラインでこの間、代表さんに
「了解しました とかくだらない返信ではなく、自身の考えを持ってご返信ください」
と言われた。
グループ全員に対しての言葉だけど、私の胸に直接飛び込んできた。グサッッッッと。



業務連絡ってなんなんですかね。
「了解しました」「承知しました」「有難うございます」


どんだけデジタルな世の中になっても、その裏に居るのは人間なのになあ。
便利な言葉に何となく任せっきりで思考停止していないか、都合の良い言葉使いまわし製造機になっていないか、私は言葉を書いて伝える作業が好きだから特に注意したい。


まあ、遊び心を忘れたくないという話です。大真面目な顔をしてしかけるイタズラが大好きなんですが、地味なところでもちょくちょく人を面白がっていきたい。

「驚きです。ありがとうございます。」  

と、 

「えぇまじですか!ありがとうございます!!!!」


の、間に相手との距離・歴史が見えるのがおもしろい。


「めっちゃ好きです!」  

と、  

「あの、ずっと前から本当に本当に本当になんと形容したらよいのか分からないくらい、墓場まで抱きしめて持っていきたいくらい、重くてごめんなさい。でもすごく好きです」


の間。思いが強すぎて丁寧にしか言えないパターンもあり。


ひらがなとカナカナのちがいで言うと、

「うろうろして待ってるね」  

と、  

「ウロウロして待ってるね🐈」


この二つだと好み的にウロウロの方が好き。なんかセンスを感じるし、ウロウロって単語すら可愛く思えてくる。🐈効果もあるかもだけど。


もちろんもちろん、丁寧な場で初めましての人と対話するときは、何よりも先に失礼にならないこと、敬意を示すことが大事だから、正しい言葉を無駄なく簡潔に使っていたいと思う。公の場もしかり。
けどある一定の距離を超えたなと思ったら、「了解です」の先に、「いつもありがとう」や、「この間はごめんなさい」の思いが伝わる何かをポンっと置ける余白を置けたら理想。


逆にどうしても伝えたい思いや意思があるとき、そんなときは言葉遣いなんてお構いなし。正しいとか正しくないとかそういうことがどうでもいい場だって実はたくさんある。
めちゃくちゃな日本語だとしても、たぶん意志の強さと正直な心の声は言葉の意味をはみ出して伝わる。丁寧語に隠さずにダダ漏れで全力で書くのみ!!!


さあ、何が言いたいのか?ここまで書いといてそんなん知らんって感じだけど。
日本語を面白がれる、くだらないところで相手をつつける人間でありたいな、と最近おもっています。というだけの記事。






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