見出し画像

進まない日々でみつける

日々、だいぶぼんやりと過ごしてしまっている。
こんな時だからこそできることを!インプットを!

もちろんそれは大事で素敵なこと。今しかできないこと、今しか産まれてこない何かも存在するだろう。

でも、だ。

自分の大好きな仲間、先輩、そして演劇や映画が次々に失われてしまって、まあでも生きてるからいいじゃん。ではもちろんある。あるんだけど、でも死んでいった表現と場がたくさんあって、つながらなくなった、プツンと途切れた表現たち、そういう悲鳴や絶望がインターネット越しでもひしひしと伝わって、それでも前向きに!とはすぐになれない。大好きな人が泣いている隣で簡単に「大丈夫だよ」とは笑えない。

やろう!って思ってできる日もある。
やろう!って思って何も手につかない日もある。

数日前にちょっとしたショックなことがあって、最近の私は後者だ。何も手につかない。

家の中に閉じこもっているだけなのに何でこんなにメンタルはジェットコースターみたいに騒がしいんだろうって不思議。

けどまあ、さすがはジェットコースター。うれしいことも突然やってくる。
急に与えられた「やらなければならないこと」があって、さっきやっと始めてみた。

正直めんどくさいな、という思いがないわけではない。めんどい。
だけどやってみて、やっと、時間の進みを少し早く感じた。

今までさんざんめんどくさいなと思ってきた授業とか事務仕事とか「やらなきゃいけないこと」も、一秒一秒を押し進めてくれる存在だったんだな。

何もしないで寝て起きてぼんやり過ごす一秒よりも、何も考えずに済む、心と葛藤しないで済む、何かをしている一秒の方がほんのちょっと生きやすい気がする。
なによりぼんやりした日々の一秒、長すぎる。没頭したり、我を忘れる時間がないと一日がとんでもなく長い。終わりが見えない中で今日一日が長いとほんとうに先が思いやられてしまう。

忘れよう。没頭しよう。一秒一秒押し進めよう。

できない日はできない日で相変わらず受け止めることも忘れない。生きてて偉い。

今日の小さな発見。




アイスを買います