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もっと音楽活動の認知度を上げたい!バズったり注目されたい!という人のための7つのアイディア

「良い曲作ってればいつか注目されるはず!と思って苦節○○年、自分の活動や作品がぜんぜん注目されなくて悲しい…」なんて思ってるそこのあなた(そして私)。今回はそんな我々の音楽活動にもっと注目を集めてブーストするための7つのアイディアを紹介します。

バズるための小手先のテクニックというよりは、もっとベーシックかつ有効な手法をまとめています。

①チームを組む

バンドマン界隈では「近しいジャンルのバンドが集まってスプリットCD作ったり企画イベントやってお互いのファンをつけて拡大していく」みたいなことをよくやるんだけど、そんな感じのイメージです。

・コーライト(共作)
・合同作品集(コンピレーションアルバムなど)を作る
・合同イベント(ライブなど)を打つ

などなど、いろいろやりようはあるけど自分に合った手法を取り入れるのが良いです。自分ひとりで活動するより、関わる人数を多くした方がより拡散する範囲は広いです。

また、この方法の良いところは「より多くの人に知ってもらえる」というだけでなく、仲間や協力者を見つけやすいことです。

僕の場合はヴァイオリニストの松本一策さん主催のコンピレーションアルバムに参加させていただいたことで、そのあと生演奏の依頼をするときも非常にスムーズに話が出来ました。

②コンテストや大会などに参加する

ものすごく簡潔に言うと「M-1の決勝に出場した芸人がたくさんの認知を得てめちゃくちゃテレビや営業の仕事が増える」みたいな状態に持っていけるのが最高です。

なるべく影響力のある大会での1位や優勝がベストですが、上位に食い込めるだけでもかなりプラスです。とは言っても「急にそんなハードル高いこと言うなよ...」ってなっちゃいますよね。笑

音楽において M-1クラスの大会はなかなかないですし、あったとしても上位に食い込むなんて並大抵のことではありませんが、なんにしても積極的にトライするのはめちゃくちゃ有意義なことです。マイペースに音楽活動をしていると評価や順位付けにさらされることはあまりないので、「客観的にどう聴こえているのか?どう見られているのか?」を知り、自身の活動を見つめなおすきっかけとしても非常に有益。

これも前項①と同じで、自分の力だけでは届けられないところまで射程範囲が広がったり、自分の活動を知ってもらえるきっかけになって認知してもらえるという作用があります。また肩書きや経歴に書けるものが増えることで他との差別化も図ることができます。

昔話ではありますが、僕がバンドマンだったときにRed Bull Live on the Roadというその名の通りレッドブル主催のバンドコンテストに参加したことがあり、まったく無名のバンドながら2~300バンド中12位(微妙な数字...)になった結果、都内のライブハウスからブッキングが増えまくり、海外バンドのサポートなどもたくさん経験することが出来ました。

(冒頭のM-1の例え話と比較すればほんのささやかなことではありますが)こういった自分の経験から自らどんどん露出してたくさんの人に見つけてもらう努力も重要だなーとしみじみ思う次第です。

井の中の蛙、大海を知らず。より大きなフィールドへ飛び込んで、他者からの客観的な評価を甘んじて受ける勇気も大事。

③共感を得る

バズりやすいコンテンツとして「めっちゃわかる~」「これ超あるあるだわ~」っていう共感を得るネタが挙げられます。

たとえば社畜ネタとかブラック企業が~とか、小さい子供がいる家庭のパパママの悩み~みたいな話は、多くの人が体験する事象だけに共感を得やすいです。こういった世の中のあるあるや共感を得られる要素を自分のコンテンツにうまく取り入れて注目を集めるのは有効な手段。

マンガやイラスト書いてる人はこういうのうまくネタにしてる人けっこう多いイメージだけど、これを音楽でやるとしたらどういうテーマ、切り口、表現の仕方がいいかなどを考えて落とし込んでいくとおもしろいネタが作れそうですね。

④便乗する

話題のテーマや時事ネタ、はたまた誰もが知っている普遍的なネタを題材にしたりイジったりすることで、そこをフックにして注目を集める方法。ぶっちゃけ僕はこれをがっつりやってました。笑

Twitterで話題になってる動画をイジって音楽つけたり、誰もが知ってるような音をアレンジしてまったく違う曲にしたりとか。こういうのやることによって釣り針がデカくなって注目を集めやすくなります。

僕の場合はネタをいじるときも必ず「自分の音楽の土俵に持ち込む」ことをポリシーにしています。なんでもいいからバズりたい・注目されたいってことじゃなくて、やっぱそれを音楽でやらなきゃダメでしょ!っていう気概でおもむろにメタルアレンジしたりしてます。笑

もちろんこういうデカい釣り針つけてもぜんぜん箸にも棒にもかからない時はあるんですけどね。。一撃必殺の確実なものなんてこの世にはないので、めげずにどんどん次の手を打っていきましょう。

⑤影響力のある人を巻き込む

「巻き込む」という言い方はちょっとアレですけど、要するに自力では届かないところまで自分の音楽を届ける・知ってもらうきっかけを作るための協力者を得るというやり方です。

たとえば日本のトラックメーカーであるTRILL DYNASTYさんは、Instagramでアメリカの音楽プロデューサーに毎日20件ものビートをひたすらDMで送りアピールし続けてチャンスを掴んだ結果、その曲がビルボードチャート1位を獲得するという奇跡的な快挙を成し遂げました。

もしTRILL DYNASTYさんがこのトラックをプロデューサーに送らず、TwitterやYouTubeなどにただアップロードしているだけではこうはならなかったでしょう。トラック自体の良さももちろん大事ですが、このプロデューサー(から紹介されたエージェント)を通じてlil durkが曲をリリースしたことでこの快挙を達成したわけです。

つまりこのプロデューサーを巻き込んだことがチャンスを掴むきっかけだったわけですよね。


あと音楽の話とはすこし逸れちゃうけど、自分のことで言うと僕のブログもたくさんの人の力を借りて多くの人に読んでもらえるようになったんですよね。

音楽活動と一緒でブログもただ黙々と書いているだけだとあまりたくさんの人には届かず、なかなか読んでもらえないんです。でも、あるとき「自分が普段チェックしている他のDTMブログの紹介とリンクを貼った記事」を書いたら、そのブロガーさんたちがリツイートしてくれたりして、それまでは届かなかった人たちに見てもらうことができ、その輪が広がりました。

そのあともときどき記事をシェアしてくれたりして、おかげで今では月に5万PVのブログになりました。もちろんこれは僕がブログを書き続けて、日々面白いこと・役に立つことを書こうと試行錯誤していたからこそではありますが、それでも自分の力だけではこうはならなかったと思います。

僕の場合はDTM界隈で影響力のあるブロガーさんたちを巻き込んだことが読者が増えるきっかけになっているワケです。

自分よりも影響力のある人の力を借りるというのは、より広く遠くまで届けるパワーがあり、訴求力も強いです。同じ曲を作っても、同じことを書いても、誰が届けるか、どう届けるかで受け手の反応もまったく変わります。

⑥炎上させる(非推奨)

著名人やSNSインフルエンサーでいうところのホリエモンさんやひろゆきさん、田端信太郎さんなどのような感じ。歯に衣着せぬ物言いでズバズバ持論を展開し、賛否両論の議論を誘ってたくさんの人を巻き込むことで結果的に大勢の注目を集めてバズるスタイル。

YOUTUBERだとシバターさんとかもそんな感じですよね。他の有名YOUTUBERをディスる動画をガンガン上げることでそっちのファンやアンチも巻き込んで視聴者を増やして、さらにそれを呼び水にしてディスり先の動画まで見たくなっちゃうような双方においしい流れを作るっていう匠の技。

きわどいことしたり、物議を醸す言動で炎上させるのは手っ取り早い方法かもしれないけど、諸刃の剣でもありますね。批判の嵐に耐え得るアイアンハートの持ち主以外にはキツい。っていうか大体の人は耐えられないよね。笑

「一見めっちゃ嫌なやつに見えて、なかなかマネできない実はすごい人」のやり方です。うかつに手を出してはいけない。

⑦エクストリームであれ

芸事においてはある意味当たり前のことなんですが、とにかく突き抜けてることが大事ですね。そのために一目見た瞬間からパンチが強いものの方が注目を集めやすいです。

・明らかに他と違って異質であること
・圧倒的なスキルを誰にでもわかるような形で見せること

クリエイターや職人気質の人間は技術的に優れたものを好む傾向が強いですが、バズって注目を集めるとなると『より多くの人に伝わること』が重要になります。そのためにはここまで①~⑥書いてきた要素を取り入れるのはかなり有効。

さらに、もとから持ってるスキルの強さと大衆に伝わるキャッチーさが合わさったときにバズが起きやすくなります。「これすごいよ、ちょっと見てみて!」ってシェアしたくなるのってそういうコンテンツですよね。

おわりに

ここまで書いといてなんだけど、別にバズったからって偉いわけでもないしどうってことはないんですけど、やっぱたくさんの人に見てもらえたり反応もらえるのは純粋にうれしいし、活動を続けるモチベーションになりますよね。

楽しみにしてくれるファンやフォロワーが増えたり、他の活動や作品にも目を向けてもらうっていうことにも十分つながります。 ただし「注目されればなんでもあり」ってワケではなく、過激なことをやって結果出ればオッケーというのも違うと思うのでそこらへんのバランスはよく考えて自分ならではのナイスな魅せ方やコンテンツを練っていきたいですね。

それでは今回のnoteはここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!


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