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寒い時期にひどくなる生理痛対策


夜になると冷え込む日が続きますが、毎月の「女の子の日」は、皆様いかがお過ごしでしょうか?

お腹も冷えやすくなるこれからの季節、生理痛が重いな…なんて人も多いのではないでしょうか。


日が出ていなかったり、寒かったりする日には、睡眠ホルモンと呼ばれる自然な眠りを誘う「メロトニン」が脳から分泌されやすくなります。
加えて生理中は、自律神経を活発にし、体調を整え気持ちを安定させる大事な「エストロゲン」の分泌は低下しがち...。

女性の体はとってもデリケートに出来ています。なので、冬の生理は特に何もする気が起きなくなっちゃうのは自然のこと!


生理痛が酷いときは、休みをとってゆっくりするのが一番!

ですが、そうもいかない時もありますよね😢
そんな時に少しだけ気に掛けるだけで生理痛が緩和する4つのことをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね♪


1:温める・冷やさない

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体を冷やさないようにするという、とても簡単なことですがこれは一番大事なことです。

昔から、女性は「首」のつくところは冷やしてはいけないと言われています。首のつくところは、浅いところに動脈が走行しているんです。
ここは外気によって血液の温度も左右されるため、できるだけ、首、手首、足首、くびれ(腰)は冷やさないようにしましょう。


おしゃれのために寒さを我慢することもあると思いますが、生理中は厳禁。

身体が冷えると血行が滞り、子宮筋の硬直骨盤内のうっ血を招きがちになってしまいます!これらは生理痛を重くする要因なので、羽織物やひざ掛けを常備する、靴下やタイツを重ね履きする、夏でも裸足は避けるなど、冷えない服装をするようにしてくださいね。

お臍の少し下にある子宮のあたりと、お尻の割れ目の少し上にある仙骨にカイロを貼ると生理痛が和らぎます!!!
夏でも腰に貼ってました😭

また、普段シャワーのみで湯船に浸かる習慣がない人は湯船に浸かりましょう。
入浴することで体を温め、血行を促すことによって生理痛は緩和されますし、痛みによってイライラする気持ちをまったりと鎮める効果も期待できるそう。

生理中は、「血が出ちゃうんじゃないか…」と心配して、衛生面からバスタブに入るのを控える人もいますが、湯船の中は水圧があるので、経血が流れ出すことも、逆に、子宮にお湯が入ることもありません!

ただし、湯船から出ると急に経血が流れ出ることがあるため、マナーとして温泉や大浴場は避けてください。

それでも湯船は嫌だなと思う方は足湯でも同じ効果が得られます!

100円ショップで大きめのバケツを買って、20分くらい足を浸してみてください。体がポカポカするので、寝る前におすすめです⭐︎


2:食べ物で内側から血行をよくする

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一般的に、寒い地方や冬場にとれるものは、体を温めると言われます。
アイスクリームや冷たい飲み物などはなるべく避けましょう。

・香辛料・香味野菜
血管を拡げて血行をよくする,体温を上げるなどの働きがあります。
例:唐辛子、胡椒、ニンニク,しょうが,ねぎ,にらetc

・根菜類
体を温める働きがあります。
例:ごぼう、大根、人参、れんこん、いも類(さつまいも・じゃがいも・里芋・山芋)etc

また、おすすめの成分はこちら!
普段からサプリを飲んでいる人は、これらの成分を意識して摂るようにするといいですね。

・ビタミンE
血行をよくする働きがあります。
例:緑黄色野菜、ナッツ類、青魚、チーズ、レバー、ピーナッツ、大豆製品、玄米、胚芽米etc

・ビタミンC

血液の材料となる鉄の吸収を良くして,毛細血管を強くする働きがあります。
例:果物、野菜、いも類etc

・ビタミンB1
ごはんやパンに多く含まれる糖質を分解し,エネルギーとして燃焼させて体温を上げる。
例:豚肉、玄米、胚芽米、ウナギetc

・たんぱく質
血液や筋肉をつくるもととなり,体の保温には欠かせません!
例:肉、魚、卵、大豆製品etc

・鉄
食べたものをエネルギーとして燃焼させ,体を温める際に必要な酸素を運搬する赤血球の材料になります。
また、生理中は貧血を防ぐために意識して摂るといいでしょう。
ブロッコリーやレモンなど、ビタミンCを多く含む食品を一緒に摂ると鉄分の吸収率がアップしますよ!
例:レバー、貝類、大豆製品、ひじき、ほうれん草などの青菜etc

温かいスープや、これからの季節はお鍋にするのもいいかもですね!



3:血行をよくする体勢

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お腹が痛かったりすると姿勢が悪くなりがちです。
しかし、背骨と子宮が靭帯で繋がっているため、生理のときほど姿勢は正しく保つ方が痛みは緩和されるんです!

座っているときは足を横に開いて骨盤を立てて座る、乗馬のような姿勢が理想的です。

また、生理痛でずきずきして眠れないときは、横向きに寝るのがおすすめ!←

膝を曲げて少し背中を丸めると、腹部の緊張とれてゆったり眠りやすくなります。
肩や顔の圧迫が気になる人は、背中の片側にクッションなどを敷いて、やや仰向けの角度をつけると重心が分散して楽になるはず!

ストレッチで血流をよくするのも◎!

動けないくらいに体調が悪い時は無理せず寝ているのが一番ですが、もし少し動けそうだな〜というときは、階段の昇降運動や、ヨガのポーズがおすすめ。
くれぐれもハードな運動や筋トレはしないようにしてください。


おすすめヨガ①赤ちゃんのポーズ

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便秘解消効果もあります!

1.仰向けになり、両手で両ひざを抱えこむ
2.太ももをお腹に引き寄せる
3.頭を持ち上げ、膝とあごを近づける
4.深呼吸を5回してからゆっくりと仰向けに戻る

★ポイント
両手で足を体に引き寄せたときに、腰からお尻にかけて伸びを感じて。


②がっせきのポーズ

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股関節をきゅーっと広げてお腹を曲げることで、下腹部の血流を促してくれます。お腹を緩めることで、体の疲れも解消!

1.床に座り、両足の裏を合わせる。かかとはお腹の方に引き寄せる。
2.息を吐きながら、股関節から上体を前に倒す。
3.ゆっくり息を吐き切ったら、上体をゆっくりと元に戻していく。

★ポイント
背中を丸めるのではなく、背筋を伸ばしながら前に倒れるようにし、気持ちが良いと思うところまでにして倒しすぎないよう注意!


また、バランスボールを持っている人は、下の図のようにお腹を伸ばすのもいいですね!

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縮こまってしまって滞った血流を流すと、体のめぐりがよくなってぼんやりしがちな頭が少しスッキリしますよ✨



4:好きなことをする

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病は気から、とはよく言いますが本当にその通り。

PMSやPMDDで鬱っぽくなりがちな生理期間。
ただでさえ体調が悪いのに加えて、仕事や学校を休んでしまった罪悪感などで更に気が滅入りますよね。
その気持ち、よくわかります。これを書いている私も現にそうです。
毎月毎月の排卵日から生理が終わるまでは肌も荒れるし浮腫むし意味も無く泣きたくなります。

予定などをキャンセルしてしまったり、周りからは「仕方ないよ」と慰められても中々気分は晴れないもの。

そんな時は、思いっきり出来る限りの好きなことをしましょう!!

好きな映画を観たりして笑ったり、泣いたり。
アロマや好きな香りの香水などで癒されたり。

普段は中々言えない愚痴とかを全部吐き出してみたり。
友人や家族に愚痴るのもいいですが、最近の私は携帯のメモなどに不満や愚痴をずらずら並べることにハマってますw
根暗に見えるかもですが、頭の中で考えているよりも、アウトプットすることで客観視出来て、モヤモヤが晴れたりするのでかなりオススメ!

血液と一緒に体の中の悪い物を全部吐き出しちゃいましょう!

好きな物を好きなだけ食べたっていいんです。
ダイエットは生理が終わった後にまた頑張ればいいんですから。

「あ〜生理期間ほんっとにだるい。またサボっちゃった」なんて言って余計なことを考えるよりも、「ま、いっか。この期間は仕方ねえ!」と諦めて楽観的に考えた方が、身も心も楽になれるはず♪

あなたの辛さはあなたしか理解出来ないのも事実。
あなたがあなた自身をケアしてあげてくださいね。


いかがでしたか?

毎月のことなので、本当に嫌になるとは思いますが、うまく生理と付き合って、ほんの少しだけでも辛さが和らぎますように。

お互い戦っていきましょうね!


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ライター:M.

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