上司こそメモを取れ!
新しい研修テーマのご相談を頂戴している。
その多くが「上司向け」である。
・全社視点で考えることができていない。
・部門の方針をメンバーに浸透できていない。
・離職率が高いのは上司のせいではないか。
・部下・メンバーの育成ができていない。
上司が変わらなければ、メンバーは変わらない。
さて、どうすればよいのだろうか。
スキルベースでは、「戦略」や「課題発見」をテーマに研修を実施させていただくことが多い。最近はそれだけでなく、戦略実行、育成までテーマに加えている。
そりゃそうだ。
考えるだけだったら簡単だ。
単に考えるだけでなく、実行・育成までスコープにいれてほしいという要望を多くいただく。
さらに、最近はメンバーとのコミュニケーションも改善したいと・・・。
現在、多くの日本企業で1on1ミーティングが実施されているが、形式的に実施されていることも多いみたいだ。
しっかりとメンバーの話を聞き、理解し、部下のモヤモヤを整理できるようになってほしい。
こんな課題感で現在、新しい研修を作成中である。
そんなときに、ふと思った。
上司はメンバーの話を聞いて、整理することによって上司としての価値を出す。
実際どれくらいの上司ができているのだろうか?
上司ってメンバーの話を聞いてもメモを取っていないこと多くないだろうか?!
はい・・・。
私も上司を務めていた時、ほとんどメモとっていなかったかも。
言い訳しません。
実際、皆さんの周りではどうですか?
メモをとっていないとすると、そりゃ人の話を理解するのも難しいよね。
メンバーの頭を整理するという技術を身につけてもらうことも大切だが、
まずは、人の話を理解するためにメモを取る姿勢が大切。
マインドから変えていく必要がある。
いま作っている研修は、ダメ上司だった私自身の改革プログラムかもしれない。心が痛い。
メンバーの頭を整理する研修は、上司のマインドを変革する研修になりそうだ。
上司こそ、メモをとれ!
はい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?