カリキュラム例④ 新規事業立案研修
こんにちは!
スキルベースです。
スキルベースの研修カリキュラム例をご紹介いたします。
基本的にはお客様のご要望をお聞きした上で研修をご提案しておりますが、少しでもスキルベースのことを知っていただければと思っております。
今回は、その4回目をお届けします。
テーマは「新規事業立案研修」です。
新規事業の重要性は年々高まっており、研修テーマとして一般的になってきているように感じます。
研修最後には、実際に新規事業プランを作成しプレゼンする研修も増えているように感じます。
その研修カリキュラム例がこちらです。
研修1日目は、アイデア発想力を鍛える
新規事業を成功させるためには、やっぱり面白いアイデアが必要です。面白いアイデアを生み出す技術を学ぶところから始めます。
面白いアイデアを出すためにはセンスも大切ですが、実はアイデア発想の技術を高めることで、面白いアイデアを創り出すことができるんです。
出てきたアイデアをどんどん付箋に書いていったとしても、面白いアイデアが出てくるわけではありません!そこには技術が必要なんです。
アイデアの質を上げるためのワークをご用意している点が特徴です。
業界の常識を超えるアイデアを創り上げていきます。
研修2日目は、ビジネスプラン作成の技術を学ぶ
アイデアを出すだけでは新規ビジネスを考えたとは言えません。2日目は、ビジネスプランとして完成させるために必要な要素を理解し、成功するための勘所を学びます。
最新事例を研究し、なぜ成功したのか?(なぜ失敗したのか?)見極める眼を鍛えていきます。
研修3日目は、フィードバック+追加講義
各グループごとに新規事業プランをある程度作成してきてもらいます。その内容に対して講師からフィードバックを行います。丁寧に時間をかけて行うことで最終提案の質をあげていきます。
さらに、新規事業プラン作成および新規事業の進め方(マネジメント)において、何を気を付けなければいけないのか失敗事例から学びます。
過去の失敗例を知ることで自分たちの成功確率を高めることができます。
研修4日目は、最終グループ発表!
研修最終日は、各グループごとの最終プレゼンを行います。場合によってはクライアント企業の役員の方や上司の方に審査員に加わっていただき、審査・フィードバックを行います。
ただし、ここで重要な点は、何を重視して審査・フィードバックを行うかという点。新規事業プランの内容ばっかりに目を向けてしまうと、研修の学習効果について無視されているような印象を受講生が持ってしまいます。
例えば、こんな審査員の発言は要注意です。
「あー、そのプランは前にもやったけど、ダメだったね」
受講生は過去の歴史をすべて知っているわけではありません。 せめて何でダメだったのかを語ってください。
「机上の空論だよね。うまくいく理由はどこにあるの?」
研修の中で企画しているので、そういわれても受講生は困ってしまいます。新規事業はやらないと分からない。どう不確実性と向き合うかが大切。新規事業に絶対はないという中で評価をする必要があります。
研修の目的は何か?どんな点を重視して審査を行うのか?ここは丁寧なコミュニケーションを発表前に行うことが重要です。内容だけでなく、研修で学んできたスキルや技術に対する評価を行うべきだと考えます。
なお、研修4日目に追加ワークを行う時間があれば、経営戦略やプレゼンテーションなどのテーマで更に学びを深めてもらうことも可能です。
今回は新規事業立案研修について、まとめてみました。
新規事業立案研修成功のポイントは、まずはしっかりとしたカリキュラムです。センスではなく、スキルを磨いていきます。
さらに、受講生の提案内容に対する適切なフィードバックを行う指導力が重要になってきます。
スキルベースでは、新規事業のフィードバック部分だけで登壇依頼を頂くことがあるくらい、様々な企業での経験を積んできています。
新規事業立案研修をご検討の際には、お気軽にご相談ください。
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