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自然界の不思議

昨夜、珍しく熱が出た。38度台と高めの熱で、肘や腰など体の節々に激痛が走り、食欲もなかった(よく食べることが唯一の取り柄なのに)。

朝から寒気がして「何だか変な感じだなあ」とは思っていたものの、日中は体の不調をよそに庭で思い切り庭仕事をやっていたから、夜になっていよいよ本格的におかしい、ということに気が付いた。

「ちょっと熱はかる」

夫と食後にいつものように団らんしていた時に、辛さがピークになり切り出した。

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自然に囲まれながら暮らすようになって、原因不明の体調不良、傷、アザに出くわすことが増えた。

特にアザについては「いつの間にか出来ている」ということが多い。何となくスネが痛いかも、と思って見てみると見事なアザが生まれている。今も右足のスネが大きく腫れていて、いつどこでぶつけたのか気になっているところ。

もしかしたら、庭仕事や畑仕事をするなかで、気が付かないうちに物がぶつかっているのかもしれない。スコップ、レンガ、竹、大きな金槌、凶器になりそうなものはいくらでもある。

傷については、虫刺されの跡が多い。跡の形はさまざまで、明らかに一つ一つ違う昆虫に刺されていることが分かる。時には皮膚が剥けるほどかゆかったり、赤い斑点のようになったり、大きく腫れてもすぐに収まるものだったり。

人を襲うのは、蚊のような分かりやすい吸血昆虫だけではないように思う。自然界にはきっとまだまだ知られていない未知の生物もいるに違いない。

自分なんて無力だ。

自然界の怖さ、深さ、可能性を追求していくことは、どこまでも続く迷路に迷い込んだのと同じ。人の知識で語れることなんて、ほんの一握りのことなのかもしれない。

自分が今回熱を出したのも、何かの生物の仕業だったのでは?と思っている。神秘的でもあり、恐怖をも感じさせる自然界の不思議。

そういえば、数日前1mm程度のとても小さい虫が手にとまり噛まれ、とても痛かったことを記憶している。なんだったのだろう。

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熱があることを確認してからは、早めに布団に入って飲まず食わず15時間眠った(寝ている間、関節が砕けそうなほど痛かった)。そうしたらあっという間に回復していて、今はすっかり元気になった。

復活が早かったこともあり余計に「未知の生物の仕業だったのでは」と思い込んでいる。

いつもの風邪だったらまずは喉痛から始まり、徐々に鼻水鼻づまりへと展開していくのに、今回は全くそういった症状がなかった。

何が本当の原因か分からないけれど、自然の仕業ってこともありそうだよなあ。

そのとき必要なことに必要な分だけ、ありがたく使わせていただきます。