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読みたい本リストの管理ってどうしてます?

これはむしろRFI (Request for Information) って感じの記事なんですが。

デジタル書籍を中心としながら、それでも本屋さんにいる時のワクワク感が手に入るような方法って何かないかと模索中なんです。
もしご自身のやり方を確立された方がいらっしゃいましたら記事やコメントやその他諸々の方法で情報提供いただけると嬉しいです。

20年くらい前から本棚のスペース問題 (および本棚の耐久性問題) により私の読書環境はデジタルに移行してきており、現在積極的にデジタル書籍を活用しています。
だけどデジタル書籍はワクワク感に欠ける --> 読書のモチベーションが下がる。
モチベーションを維持しつつ、視野を広げつつ読書を楽しむには、という視点だと、デジタルの世界はまだまだリアルの本屋さんには敵わないと思ってます。

そもそも本を読む目的に2つある

本を読むときに、特定の領域を掘り下げたい時と、新しい領域を開拓したい時があります。

特定の領域を掘り下げたいときはだいたい仕事領域の本なので、技術とかアーキテクチャとか設計とか。
これはO'Reillyのサブスクリプションがいい仕事をしてます。

O'Reillyのサブスクリプションは英語なんですが、本、トレーニング、動画などさまざまな方法から学習方法を選択できますし、それら混在のプレイリストを作成できるのもメリット。
なんならエキスパートが作成したリストを参照して勉強を進められる。
特定領域があって深掘りするのに本当に便利なんです。

仕事してるときにちょっとキーワードを調べたいときは本文中のキーワードでも引っかかるので、ピンポイントで調べたい時などにも重宝してます。

こういうのはデジタルの世界は相性がいいですよね。

それに対して問題は、新しい領域を開拓したい時なんです。
こっちは引き続きリアルな本屋さんに期待しているところです。

リアルな本屋さんのワクワク

大きな本屋さんに行った時のワクワクは「まだこんなに知らない世界があるんだ!」という知識欲の刺激と、今まで興味がなかったジャンルとの出会いへの期待なんです。

リアルの本屋さんは既知のキーワードの深掘りには苦労するんだけど、いわばその本屋さんで扱っている全ての本のカタログが本棚に再生されているので、自分の感性に引っかかるものを探したい、領域を広げたいときにすごく重宝するんです。

意外と本を読んでいると、以前読んだ本で理解が難しかったところに近い領域が出てきて、それでやっと以前の本を理解できたりなど、多角的に知識があると全体の理解がスムーズだし、何気なく読んだ本が後々の自分の方向を決めたりするので本との出会いは大事にしてます。

本屋さんに行ってざっと本棚を流し見すると手元にある程度の本の山ができるんですが、デジタルだとその「背表紙買い」みたいのが難しい。
でも紙の本は重さもあるし物理的なスペースを必要とするのでなるべく避けてるんです。
本屋さんがなくなると困るのでお金払いたいんですが払えないのがもどかしい。

  • 有償でいいから本の紹介料とかとってデジタル本売ってくれるとか

  • 買った本自炊スペースを提供いただくか、自炊代行までやってくれるとか

だったらすごく好みなんですけども。

日本語の好みの本ってあんまりデジタルになってないんですよ。
エンターテインメント目的の本は勉強がてら英語で読む!と決めているので、日本語で読みたいのは小難しい本だったりするのが理由なんじゃないかと思います。

読書アプリ使ってみたんだけど

読書アプリいいんですよ。おすすめ本が出てきたりするので頼りになります。
ただいかんせん

  • そもそもベストセラーにおすすめ本が引きずられやすく、マイナーだけど面白そうな本になかなかたどりつかない

  • 日本語書籍と英語書籍とどっちかしか扱ってなくて、読みたい本リストが分断される

読みたい本リストの維持管理はパイプライン管理とかポートフォリオ管理とかに感覚が近く、本をリストから選ぶというのは「直近数日はどれに時間を投資しようかな」という選択なんです。
この選択の時にはO'Reillyのサブスクリプションで読める本で業務的な緊急度の低いものも入ります。
それが言語により、本のフォーマットにより、プラットフォームにより分散してしまうのは非常にやりづらい。

アプリがデジタルなのであれば流し読みしたブログ記事や動画でもっとじっくり読みたいものまでカタログに含められるともっといいです。

考えてみると昔はまとまった知識のインプットに利用可能だったのがほとんど本だったし、自分が扱えるのが日本語だけだったので、日本で出版された本を軸とした読みたい本リストや積読でそれほど困らなかったんです。
今はもっと色々なフォーマットのものがインプットとして活用でき、プラットフォームも多様化しているので、横串を通せるものがないなあというのが悩みの種です。

とはいえマインドマップのように分類がかっちりしてしまうと小説なんかの雑多なものを入れづらくなる。
これもやっぱり困る。

やっぱり読みたい本リストは紙に戻る

残念ながらブログ記事や動画は抜け落ちてしまうんですが、まとまった時間を使う本のリストは先日紙に戻しました。
紙は積極的に減らしてるんですが、それでも紙にすることでちょっとだけワクワク感を持とうという試みです。

新しい本の開拓は雑談相手にオススメ本を聞いて回ったり、NoteやSNSで拾ったりしてますがいまいち絞られてしまってここはうまく行ってない。

克服された方の情報お待ちしてます!


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