子どものお弁当は、毎日同じでいい!

最近なぜか豆に目がなく、狂ったようにそればかり食べているさぼてんです。

朝夜に納豆食べて、大豆を煮たのを素のままで食べて、ゆであずきの缶詰も食べて、、心なしか、顔も豆っぽい形になってきた気がします。

「無性にそれが食べたい!」と思って、同じものばかり食べちゃうとき、ありますよね、、

▼同じものばかり といえば

さて、今日は幼稚園/保育園のお弁当話です。

私の幼稚園時代、母親は、私に持たせるお弁当のおかずに悩んでいたそうです。

「毎日同じっていうのもなぁ。。と思って、はじめのうちは変えてみたりもしたんだけど、変えたら変えたで食べないし。」とのこと。

それで、あるとき園長先生に「(お弁当のおかずって)毎日同じで良いんでしょうか?」と聞いたところ、「いいんです!!」と断言されたそうなのです。

▼子どもにとって、お弁当とは

「 子どもにとって、お弁当は栄養を摂るというより安心するためのもの。

お弁当の時間は、幼稚園で過ごす中でお母さんの愛情を感じられる大切な時間です。

だから栄養のことは気にせず、好きなものを詰めてあげてください。 」

子どもたちは、もしかしたら、これから社会に出ていくための準備として”食べる”ことを通して”安心パワー”をチャージしているのかもしれません。

▼子どもは初めての食べ物が怖い

安心といえば、こんな記事も見つけました。

LITALICO発達ナビ:
好きな物だけお弁当に詰めた日々。それは発達障害の息子にとって大切な時間だった

>初めての食べ物が怖い

これを「新奇性恐怖」と呼びます。発達障害の有無に関わらず、多くのお子さんに見られるいわゆる「食わず嫌い」ってやつですね。

私もその幼稚園時代、いつもの母に代わって父がお弁当を持たせてくれたとき、母が作り置きをしたおかずだけ食べて、父が詰めた冷凍食品のおかずは見事に手をつけずに残して帰ってきたことがあるそうで、

その話を聞いたときは、「手料理と冷食をかぎ分けるなんて、やるじゃねぇかフフン」と思いましたが、

今思えば、手料理か冷食かじゃなく見たことがあるかないかってだけだったんでしょうね。。(笑)

▼だから、子どものお弁当は毎日同じでも大丈夫

もしこれを読んでくださっている方で、栄養バランスや好き嫌いのことを考えて、「お弁当にあえて嫌いなものを一品は入れる!」というポリシーの方がおられましたら、栄養士として、賛成!!!とお伝えしたいです。

一方で「栄養のことは気にしなくていい」と断言された園長先生は、間違いなく教育のプロであり、さぼてん以上に、多くのお子さん&ご家庭を見てこられた方です(たりめーだ)。

その方が「同じでいい」と言うのですから、同じでいいんです!!(笑)

お弁当の中身が違かろうが同じであろうが、作り手の愛情が込もっていることに変わりはないはず。

お弁当作りに取り組まれている全保護者のみなさまに敬意を表し、本コラムを〆たいと思います。

それでは✨

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