
「絵解きでわかりやすいデザイン」という商品をつくった
久しぶりにガツンとアウトプットしました。
私はNPOでのアルバイト、デザイン、画業で活動をしていますが、これからイラストもがんばろうと、似顔絵を描いたりと種まきをしています。
ありがたいことに、昨年から少しずつイラストのご相談やご依頼をいただくようになりました。ただ私は、実績もなければスキルもたいしてありません。そんな私の「商品」を考えて、グラレコ風にまとめたものがこれです。
これを作るにあたって、言語化し、構造化するのがなかなか大変でした。このグラレコ風はパッと分かるものにしたいのですが、もう少し、ほりさげて説明したいかと思います。
展示会に集まる企業様のための「商品」を作る
そもそも、「商品」をつくろう、となったのは、クリエイター向けの展示会に「グラフィックデザイナー」として出展することにしたからです。
できることはなんだろう、それがもたらす、企業様、つまりクライアント様にとってのベネフィットとはなんだろうと、最終的に「商品とはなんぞや」と、何度もマインドマップを描いて考えました。
最終のマインドマップ↓
絵解きとはなんぞや
絵解きでわかりやすい、というワードはすっと出たのですが、絵解きとはなんぞや?
イラストは、めっちゃかっこいい、エモいキービジュアルが作りたいというのではなく、「親しみのわく、率直でわかりやすいもの」を描く。ちょっとドライ、の意味はフェチがないことです(笑
なぜなら私は発達障害で、昔は他者とコミュニケーションが取れなかったので、イラストを描くというのは、コミュニケーションを取るためのツールなのです。
「絵解きとはなんぞや」を考えたときに、エモさではなくて「敷居を下げるもの」「イメージをすり合わせるもの」そして「理解・納得のためのもの」なのだと言うことが出ました。
グラレコを見るとおわかりかと思いますが、実はイメージよりロジックで伝えるほうが得意です。ロジック+絵で、少しワクワクしたり、距離を縮められることを目指します。
クライアント様を理解して、一緒に課題を導く
これは、私が通っていたデザインスクールの教えなのですが、「クライアントとステイクホルダーを理解して、つくる」を実践しています。
なので、私は小さな案件でも必ずヒアリングをします。
クライアント様のビジネスにかける思いをお聞きし、課題を導き出し、同解決に向かうかを探ります。知らないことは調べまくります。
デザインは、コミュニケーションにおける課題解決です。
課題が見えれば、突飛なこともやります。
プログラミング教室のチラシの案件で「中高生に来てほしい」という課題がありました。そこで、ビジュアルに中学生の女の子の写真を使用!
まず、女子も来ていいと思ってもらう。そして中高生男子のかわいい女子がいてほしい願望をこめて(笑 少し勇気が要りましたが。
また、クライアント様と一緒に作り上げるというスタンスで作りたいと願っています。それは何でも言うことを聞くというわけではなく、お互い協力しあい、ときに意見したりします。なかなか難しいことですが。
仕事のこころがけ
誰でもそうですが、商品はアウトプットだけではなく「自分自身」もです。
「またさかがみさんと一緒に仕事がしたい」といってもらえることは、本当に嬉しいです。これを目指して、仕事はいつもこう心がけています。
仕事のこころがけは、転職の履歴書にも書いていたものです。
ちゃんとできているかわかりませんが(汗
建設的…「できない」とわかっても「これならできる」を探る
論理的…ロジカルに考え、噛み砕いてお伝えする
紳士的…相手によりそい、不安を与えない工夫をする
これも、今回「建設的・論理的・紳士的」とはなんぞや?を改めて考えてみました。
終わりに
私はうそがつけません。
だから、つくるものも直球だったり、率直だったりします。
それがいいと思うか、悪いと思うかは、人による、相性としかいえません。
そういう人柄やものづくりが伝わるといいなと思い、グラレコ風を作成しました。
展示会は4月なのでもし何かご意見ありましたらコメントいただけると嬉しいです!
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!