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裁判支援カンパのお願い Colabo仁藤夢乃から提訴された訴訟(次回裁判は5月15日)

 既にご存知の方もいるかと思いますが、私(やん)は2023年10月16日にColabo仁藤夢乃より名誉毀損で提訴されました。2022年11月にColaboが行った会見からColaboの攻撃が私に向かった形となります。

 請求金額は770万円、その他noteでの謝罪を求めるものとなっています。

 Colabo弁護団は神原元弁護士、太田啓子弁護士、堀新弁護士、端野真弁護士、岸本英嗣弁護士、伊久間勇星弁護士、河西拓哉弁護士の7名です(中川卓弁護士は辞任済)。

 これまで私(やん)は2005年頃から秋葉原やメイドカフェの情報を主にウェブサイトやSNSを通して発信してきました。秋葉原にはどういう人たちが集うのか?そこで生まれたメイドカフェを始めとするオタク文化の面白さ、楽しさを多くの人に知ってもらいたいという思いからでした。2007年には3キャリア公式サイト「秋葉原モバイル」を作り、毎日のように秋葉原に通い、取材をしていました。

アキバの総合情報をケータイ配信、「秋葉原モバイル」開設

 秋葉原は歴史がありながら、新しいものを受け入れる土壌があります。2003年発行『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』では趣味の聖地として、2009年に放送されたNHK『ブラタモリ』では「過去を振り返らず、常に新しい文化を吸収して発展し続ける“秋葉原気質”」と紹介されています。様々な趣味、新しいものを受け入れる秋葉原は居場所がないと思っている人たちでもそこに行けば、居場所があるユートピアに見えました。私(やん)が秋葉原に通い出したのは90年代後半からです。マイノリティ、多様性に興味を持つきっかけにもなっています。

 メイドカフェは2001年に秋葉原で創業したキュアメイドカフェが日本初と言われています。2004~6年の所謂萌えブームで話題となり、週末になると秋葉原の多くのメイドカフェで観光客の行列を見るようになりました。一方でメイドカフェをキャバクラのような接待のある店だという誤解やセクハラ目的のいたずら電話、根拠なくヤクザが経営しているという悪質なデマ・中傷も見るようになりました。メイドカフェの情報を発信していくには、ただ楽しさや面白さを伝えるだけでは不十分だと考えました。偏見やデマに対しては明確に反論し、もし店側に問題があるのであれば、どう改善できるか経営者に訴えることもありました。

 2010年代半ばからはJKビジネスや所謂コンカフェによる営業内容や客引き問題を現場視点で確認し、継続的に調査してきました。メイドカフェとJKビジネスはメイドカフェ業界の人たちは全く違うものという認識がありました。が、そうは受けとらない人たちもいました。20年続くNPO団体リコリタの打ち水イベントでは警察からの指示でコスプレ禁止となりました(翌年にはコスプレ復活)。2017年に都で施行された所謂JKビジネス規制条例ではメイドカフェも対象になる可能性がありました。現場視点での継続的な調査が致命的な状況に陥ることを回避する一助になったのではと自負しています。回避の一番の要因はお店の努力です。

 その実績が行政や各団体にも認められたと思います。ネット上ではハンドルネームを使う個人でありながら秋葉原コンセプト協会へのアドバイスを行い、千代田区の安全・安心プロジェクトの実施、報道のあった悪質なコンカフェ、所謂偽装メイドカフェ、問題のある店への指導や摘発にも繋がっています。

秋葉原のコンカフェの歴史を振り返る

秋葉原コンセプトショップ協会がクリアしなくてはならない課題

 また、メディアや著名人が引き起こしてきた秋葉原やメイド喫茶周辺で起きてきた偏見、デマ、差別についてもその間違いを明らかにし、偏見やデマをなくなるよう活動してきました。

【再録】狙われる秋葉原~人権活動家とJKビジネスを中心に

 この記事で登場するのがColabo仁藤夢乃とヒューマンライツ・ナウ伊藤和子弁護士でした。ヒューマンライツ・ナウはその後、秋葉原に事務所があるにも関わらず、地元の人たちと交流、情報交換が不十分で間違った情報を発信してしまったことを認める発言をし、身内の不祥事などから秋葉原での活動を縮小、事務所も秋葉原から撤退しています。

 しかしColabo仁藤夢乃は秋葉原やメイドカフェ、オタク文化に関する差別的なデマを延々と続けてきました。これらのデマはメイドカフェで活躍する若い女性を否定するものでした。Colabo仁藤夢乃のメイドカフェに関する発言は2013年頃からあったようです。私が気付き、間違いであることを指摘、差別になるので訂正して欲しいと伝えて来ました。Colabo仁藤夢乃は完全に無視、「私についてデマを拡散し、カウンターと称して嫌がらせを繰り返しているストーカー的アカウント」と私(やん)を誹謗中傷してきたのでした。

https://twitter.com/colabo_yumeno/status/696225188485079042

 これまでColabo仁藤夢乃からは秋葉原やメイドカフェに関する偏見、間違い指摘に対しての具体的な検証、反論は一度もないと思います。「デマ」「ストーカー」のような悪口や「JKビジネス店の経営者と関係がある人」「秋葉原には児童買春はないと主張したい人」など想像によるネガティブなレッテル貼りが繰り返されてきました。Colaboの支持者による誹謗中傷もあります。

https://twitter.com/colabo_yumeno/status/696228263954284544

 私は秋葉原やメイド喫茶に対する偏見、デマへのカウンターをウェブやSNSを使い行ってきました。対象はメディア、記者、政治家、弁護士、社会活動家、著名人…多岐に渡ります。多く人は指摘されたことで秋葉原やメイド喫茶に対して安易に偏見、間違った発言ができなくなりました。前述のヒューマンライツ・ナウ伊藤和子もそのひとりです。私の行動は特定の人に対して粘着する訳ではありません。偏見や差別を行う者を対象にしています。多くの人が間違いに気付く中、未だにColabo仁藤夢乃は過去の発言を撤回していません。

 Colabo仁藤夢乃らによる秋葉原やメイド喫茶に関わる発言は国内外に拡散され、長年、秋葉原への風評加害として影響を与えています。2023年11月に開催されたAKIBAサブカルサミット@神田明神2023の公開講演「秋葉原中央通り危機一髪」でも言及されています。

 今回、Colabo仁藤夢乃からの訴状の一部の内容です。

いずれも10月16日の訴状より

これらに該当する私の発言はないと考えています。

  • 所謂バスカフェ事業において歌舞伎町に気軽に来てと誘ったこと

  • そのバスカフェ事業が始まるころに、歌舞伎町では今でいうホス狂いの女性の自殺が相次いだこと

  • 私たちは買われた展では売春したもしくは性被害を受けた若い女性を扱ったこと

  • 沖縄での反基地活動に支援している女性を動員したこと

 これらについて言及したことはあります。

 私のColabo仁藤夢乃への言及は、Colabo仁藤夢乃による秋葉原やメイドカフェへの偏見、デマによる差別的な発言がそこで活躍する女性の活躍を否定するものであり、女性差別の解消に向けて活動するならその発言はおかしくないか?という批判が出発点となっています。Colabo仁藤夢乃の発言は修正されることはなかったと思います。そこでColabo仁藤夢乃が国内外で注目される秋葉原の文化に対して過激な発言を行うことで話題になり、彼らの知名度を上げ、講演依頼や寄付集めを効率よくできるようになったこと、メディアが取り上げ実績としたことで、行政から委託など受けることができ、それらを実績とし、メディアに取り上げられ、寄付へ…というビジネスモデルを作ったのではないか?という疑問を持つようになりました。そのため彼らの活動に興味を持ち、時には活動場所を確認し、言及するようになりました。渋谷も新宿も学生時代から馴染みのある街でした。

 私の活動は一個人の活動であり、完全手弁当です。だからこそ他者の介入を許さず、問題点の指摘や建設的な提案をしてきました。忖度することもありません。メディアや政治家たちに秋葉原の実情を知ってもらうためガイドをすることもあります。これらの活動により行政側は把握できなかったJKビジネス業者による悪質なコンカフェへ転換した実態、違法営業の可視化が可能になり、対策ができるようにもなってきました。Colabo仁藤夢乃の活動については行政に詳しい人からその活動の問題点を教えてもらったこともあります。

 2021年に千代田区のAKIBA安全・安心プロジェクトや秋葉原コンセプトショップ協会が設立されました。2010年代から秋葉原の街の問題となってきたJKビジネスから所謂コンカフェ問題に対して、ようやく行政が現場を把握し対策に乗り出すことができるようになったのです。千代田区のさくらを守るクラウドファンディングのようにメイドカフェと行政のコラボも徐々に出てきています。

 ここまで長い時間が掛かりました。行政や業界の対策は道半ばです。秋葉原やメイドカフェに対する偏見やデマは存在します。間違った情報により、無用な差別が生まれてしまい、秋葉原で問題を起こす人たちもいます。Colabo仁藤夢乃らの裁判では私(やん)は根拠のない誹謗中傷を長年に渡って繰り返す者という印象を与えます。秋葉原でのJKビジネスの実態を明らかにしてきたことも根拠がないと、悪質な業者たちが息を吹き返しかねません。さらに悪質な業者が存在することで、秋葉原の街は危険な街、若い女性たちが搾取される街、オタクは性犯罪者というレッテル貼りを行う活動が増えることを懸念しています。

 そこでぜひご支援のお願いです。

■カンパのお願い

 裁判及び裁判に関わる費用のカンパをお願いできないでしょうか?もし、不本意な結果となった場合には民事裁判ですので損害賠償を命じられる可能性もあります。その支払いにカンパを当てるかもしれません。が、最後まで戦い抜き、相手が誰であろうが間違った情報やデマに対して声を上げる権利を失わない姿勢をみせたいと思います。今回の裁判はリンク総合法律事務所の山口貴士弁護士に依頼し、進めています。

カンパ送り先
三菱UFJ銀行本店第一出張所
普通 1180321
口座名義 キナミヨウスケ

 次回裁判は5月15日です。本格的な弁論はその後になると思います。

 皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします!!

※カンパ募集開始のお知らせの記事となります。口座はカンパ専用のものを用意しました。裁判資料の開示などは裁判に影響がないように弁護士に相談しています。問題となっているColabo仁藤夢乃の関しては私の方で公開している他のnote記事やXの方を参照ください。カンパの使用用途はこの記事に書いた通りです。現時点で出せる情報は出したく思います。これまでの活動通りエンタメ化するつもりはありません。

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