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狡猾さ

感情とは他者と繋がるためのツール。
怒り悲しみ寂しさ焦り恐れ
等々できれば感じたくない感情を感じてしまうのは何故なのか?
そんな感情抱いたって仕方ないなんて誰でもわかる。よくこういう感情を抱くのは良くないみたいなことを言う人が居ますが、それが出来たら苦労しません。
それはさておき、感じたくなくても感じてしまう理由。
逆算して考えてみます。
どういうことかと言うと、感じたくない感情を抱かずに済んでいる自分が目標なわけなので、そんな自分を想像します。
自分像での想像が苦手なら、「そういう人」を想像してみてください。
多分良いイメージはないはずです。
僕の場合、かまって欲しい時に寂しいと感じれないと構ってもらうことの行動を起こそうと思えないし、それらの行動を正当化するためにそういうことを感じている人を救おうとする。そしてプラスのフィードバックが得られる。自分の行動を正当化する理由になる。他人の気持ちに寄り添えるので好感が持たれる。

と言った具合で他人からの承認を物にしている。
全てはこれ。
他人の人生に興味を持ちすぎて、相手に近づく手段として同じ感情を得ようとして、結局自分をコントロールできなくて空回りする。
幅広く好かれるだけで、本当に好かれたい人間に好かれない、深い関係になれない。

だからこそ必要なんだ
そういう感情を手放す狡猾さが。
幅広く好かれることへの執着を手放さなければ、一生他人の感情で生きていくことになる。
それは果たして自分の人生か?
自分を見失う前に、自分にとって本当に大事なものは何か?取捨選択し
要らないものは切り捨てる覚悟を持つタイミングがヒトには必要なんだ。
今はわからなくても良い。今のままではダメだと思った時、本当に欲しいものが見えてきた時に選択を迫られることになる。

浅く広く好かれて承認欲求を埋めるだけの日々をもう少しだけ過ごすか?
好きな人と深い関係でいるための切り捨てをするか?

どっち選んでもいいけど選択をする際のヒントを教えておこう
・全てを手に入れようとしたって無駄
・自分の器で救いきれるものなんてたかがしれてる
・出来ることの選択肢もたかがしれてる
・時間は限られている
・人生は一度きりっぽい

俺は進み続ける
敵を駆逐するまで
ーエレン・イェーガー
(元自国の裏切り者の兵士の懐に潜り込み、仲直りをすると見せかけて土壇場で裏切る際に放ったセリフ)

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