大人になりきれない🐢

3月に突入した。
昨日の朝からスピッツの嬉しいニュースが。コナンの映画主題歌だって。いやっほい。嬉しくて、朝会社に向かう駐車場から玄関までのほんの少しの距離でYouTubeで予告動画を見る。
『美しい鰭』…む。寿司のネタっぽい曲名。漢字難民の私はタイトルがまず読めなくて悩む。
「たら」かな…。全然違った「ひれ」である。寿司のネタを彷彿とさせた自分が恥ずかしい。すまない、スピッツ。そして新曲ありがとう。生きるモチベが1ポイント上がった。

「たらかな、カツオかな、ハマチかな、草野さんお寿司食べたくて魚編のタイトルにしたのかな」と浮かれていた前日から一変。今日仕事で失敗をした。
自分の八方美人が、中途半端さが悪く作用した形になり、色んな人に迷惑をかけてしまった。
今まで自分は、周りに嫌われたくないとか、流されて自分の意見を言えないまま、消化不良を起こしてマイナス感情に囚われることが多かった。悲しいかな、現在進行形である。
普段自分がとても尊敬してやまない人に叱られたこともあり、また一番つかれたくなかった自分の弱点を指摘され、落ち込んだ。
いつもなら、落ち込んでどよどよして、部屋の片隅に体育座りして泣くのが日常。
ただ、ふと昔言われた、「大人になってから自分のために叱ってくれるのは貴重な存在。大事にしなさい」という言葉を思い出した。
最近自分の中で、色んな偶然とか、似たような出来事が度重なることがあって、ある意味気づきを与えてくれたんだなとか。
アラサーの猫背な自分だが、そんな不甲斐ない自分のダメな点を叱ってくれて、ちゃんと前進できるように言葉がけしてくれたんだな。これは今の自分に必要な失敗だったんだな。と思うと、落ち込んだ気分も和らいだ。悲しい、やだなで考えを止めず、ある程度落ち込んだら「次行こ次」の精神で。

「輝け不思議なプライド胸に　凍てつく無情な風の中で」
「越えて　越えて　越えて行く　命が駆け出す」
スピッツの『みそか』の歌詞の一部だ。今日の脳内BGMになっていた。いつも不安な時や落ち込んだ時に、この曲を聴くと前を向かないとという気分にさせてくれる。スピッツの優しさよりも、地面からふつふつと力が湧き出る感覚を覚える曲。

やっぱり自分はスピッツの音楽に支えられてるんだな、と日常端々に思っている今日。
アルバムが待ち遠しいよー。