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【人生を左右する試験の結果は!?】〜30代半ばの新たなスタート

どうも、スケボー先生です。
先日、移住に向けたこの半年間の取り組み(主に教員採用試験に向けての取り組み)をnoteの記事にまとめました。

そして、ついに教員採用試験の結果が出ました。

結果は…

第一志望の高校地歴、滑り止めの中学校社会科の両方とも合格をいただくことができました!!!

まずは来年度からの見通しがつき、これで無事に妻と子どもたちが待つ移住先へ行けることになり、ほっと一安心です。

ですので予定通り、来年度からは第一志望の自治体で高校・地歴科の教員としてキャリアを再スタートさせます。

それと同時に、「高校教員」という新たなスタートラインが明確になったからこそ、自分への戒めとしても、この先10年のキャリアに関する目標をここに綴っていこうと思います。



1:教育者としての専門性を高める

私が考える「教育者としての専門性」については、以前別の記事でまとめました。

簡単に内容を説明すると、私が考える「教育者としての専門性」とは、学問や教科において生徒の理解を促し、構築し、そうした単元や教材をデザインすること。そして専門教科自体の多角的な知識を身につけることです。

格好をつけるわけではないですが、こうした専門性を身につけようと意識していたわけではなく、この仕事を始めてから気づいたら「ああでもない、こうでもない」と日々考えることが私のルーティーンであり、ライフワークとなっていました。

なんだかんだ、教材研究や単元デザインが好きなんです。(探究テーマや単元を貫く問いを考えるのはとても根気がいる作業ですが、閃いた瞬間は「早く授業をやってみたい!」とワクワクするのです)

ですから、これからもまた高校教員として、自然と専門性を高めていくのだと思います。


2:国際バカロレア校で経験値を積む

移住先での自治体では、これから公立の国際バカロレア候補校、認定校が増えていく予定です。

昨年国際バカロレアの教員資格を取得し、実際に勤務校(ごく普通の公立中学校)でそうした国際バカロレアの要素や手法を取り入れた単元、授業を実践してきました。

そうした実践を約1年続けて気づいたことは、「国際バカロレアのプログラムがもたらす影響や効果は学校単位で実施するからこそあるのであり、いち教科のみでやってもその影響や効果は小さい」という、国際バカロレアを少し学んだ人なら誰しもが知っていることでした。

だからこそ、国際バカロレア候補校・認定校で経験値を積みたい!教員同士で面白いカリキュラムや単元デザインをしていきたい!と思っています。

勤務先や異動先は私自身はどうすることもできませんので、教育委員会にアピールしていきたいと思います!


3:海外の教育機関や学校で働いてみたい!

時々、無性に「またいつか、留学時代に住んでいたあの街へ行ってみたい」という気持ちにかられるのです。
当時、リニューアルされたばっかのスケボーパークにて


自分でも、なぜ再び海外に出てみたいのか、その明確な理由は分かっていません。

ただ1つ言えることは、私は「変化」を好む傾向がある、また変化していかないと今後の日本や社会ではまずいのではないかと危機感を感じている、ということだと思います。

今の中学校教員も、「どうしても先生になりたい!この自治体で働きたい!」というわけではなく、たまたまご縁があったからです。

だからこの仕事を始めた時も「まずは長くて10年だな」と決めていて、口に出していたら偶然か必然か、ちょうど10年目に移住や高校の教員へ、という変化がありました。

ですので、この高校教員も今のところゴールではなく、まずは10年やってみて、途中にでも何か海外進出のチャンスがあれば挑戦したいなと思っています。

だからこそ、国際バカロレアを深く理解し、その手法などを身につけることも海外進出への手助けになるのではないか、と感じています。


4:その他の可能性〜「ピボット」の可能性

先日、広告やPRの会社を経営をしているアメリカ時代の親友がこう言ってくれました。

「(スケボー先生が)日常で当たり前に制作しているその授業動画や教材って、社会的にコンテンツや商品としても価値があるものだと思うよ!

私としては、ただただ「目の前にいる生徒の学びが深少しでも深まればいいな」という思いで作り続けている教材や単元です。

しかし、その親友は「その教材の中身や形、対象とする人間をちょっと変えるだけで、社会の中で新たな可能性や価値が生まれるよ」ということを教えてくれました。

その発想は、まさに「目から鱗が落ちる」でした。

これについては書き始めると長くなりそうなので、また違う記事で考えをまとめたいと思います。

いずれにせよ、私が日々作っている教材が、目の前の生徒にとってはもちろんのこと、直接関わることのない人や他の地域、外国の人にも役立つモノにもできる可能性がある。

もしそうであれば、それはとてつもなく価値のある仕事なのではないかと考えています。

ですので、自分の中では「教育」を軸に、「教材研究、単元づくり」というコンテンツを作り続けながら、それが他の価値や仕事に「ピボット」(方向転換)する可能性も視野に入れて次の10年を考えていきます。


今後は、上述した4つ目の他の可能性についてや、現職教員が他の自治体の教員採用試験を突破するまでの手順、自分なりに手応えがあった対策などもまとめていけたらと考えています。

お読みいただき、ありがとうございました

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