見出し画像

教員の日常的なメモ術

Google for Education認定トレーナーの笠原です。

新年度が始まると、新しい環境で仕事を始める方は多いと思います。特に新任の先生は配属先もそろそろ決まり、四月からの仕事に緊張している時期だと思います。

そこで実際に学校現場で自分がどのようにメモを取っているのかを今日は紹介しようと思います。特に新しく働き出される方が少しでも失敗を減らせたら嬉しいです。

卓上メモはAmazonのリーガルパッド

いくらICT化だとかDX化だとか言っていても、まだまだ紙にお世話になることは多いです。

電話を受けてメモを取ったり誰かから依頼されたことをその場ですぐにメモを取ったり伝言メモを書いたりと、色々な場面でちょっとしたメモ用紙は欲しくなります。

ミスコピーの裏紙をメモ用紙にして使っている人も多いのですが、個人的にはサイズが揃っていないことが気になるのと、使っていて楽しくありません。使っていて楽しい道具の方が仕事も捗るので、自分の持ち出しにはなりますが、市販の製品を使います。

色々なメモ用紙を試しましたが、個人的にベストがAmazonベーシックのリーガルパッドのジュニアサイズです。

50枚×12冊という大量のメモ用紙なのに、わずか1000円前後なのでお得です。ちなみにサイバーマンデーなどの特別なセールの時には800円台になることもあるので、その時に自分は大量に買い込んでいます。

ジュニアサイズなのは、机上に置くのにちょうどよいからです。パソコンのキーボードの横にちょうどぴったりと置けるサイズなのがよいです。色は好みで。

持ち歩くメモはロディアNo.11

リーガルパッドは机上に置いています。持ち歩くにはポケットに入らないので不便です。

持ち歩くメモはポケットからサッと出せて、サッとしまえるのが理想です。

そのため、持ち歩くメモはロディアのNo.11を愛用しています。

これにカバーをつけて持ち歩いています。

ロディアの良いところは立ちながらメモを書くのに安定感があるのですよね。

個人的にリングノートが苦手なのでロディアを愛用しています。

ロディアは色々なサイズや種類があるのですが、個人的には持ち歩く用途にはNo.11が一番です。ポケットにぴったりと入って、書くスペースも十分に確保されているので、良い感じです。

デジタルメモについて

他の人と共有するメモやデバイスを出すことが難しいときのメモはリーガルパッドやロディアを使っていますが、自席でパソコン仕事をしている時のメモは当然、デジタルです。

試行錯誤のメモ

特に愛用しているのはWorkFlowyです。

※上記、リンクから初めて登録すると、通常の無料版よりも上限が増えます。

このnoteもそうなのですが、何かアウトプットするときの下書きのメモを作るときにWorkFlowyを使ってとりあえず思いついた言葉を書き出すという作業をしています。

アウトラインプロセッサなので、とりあえず思いついた言葉を書き出しておけば、後から入れ替えや構造化ができるので、とにかく何でも書いておくと、後から文章の種になることが多いです。

もちろん、何か依頼されている文章を書くときに、億劫になってしまって進捗がないときに、ひたすら我慢強くアイデアを殴り書きするということにも使っています…。

Evernoteはストック用

近年、改悪が酷くて使用頻度は減っていますが、Evernoteもメモとしてはよく使っています。

Notionに取って代わられた部分も大きいのですが、雑多なメモはEvernoteに放り込んでおくイメージです。

ただ、職場ではChromeの拡張機能が使えないため、Evernoteはほぼ使っていない状況です。

Evernoteの使用イメージとしてはSNSやニュースサイトなどで流れてきた情報をとりあえずストックしておくという使い方が多いです。たまたま見たウェブサイトなどはどこかに保存しておかないとすっかり忘れてしまいますよね?そういうものに限って後から「あれ?なんだったけ?」となりがちです。

また、Evernoteはメールでの転送機能もあるので、Blogtrottrというサービスを使って、定期購読しているいくつかのサイトは自動的にEvernoteに蓄積されるようにしています。

※このサービスで転送すると広告が入ります。

また、給与明細や医療費明細などもScanSnapを使って記録しています。

あと一人用TwitterとしてPostEver2を使って作業ログを取っています。

何かの作業の始めと作業の終わりにPostEverを使って簡単に時間の記録ができるのと、思いついたことなどをサッと記録しておくと時々役に立ちます。

とはいえ、メインとしては例えば「メールを書く」などの作業にどのくらいの時間がかかっているのかということを把握するのに使います。

こまめに記録を取ろう

色々な場面でメモを取る習慣があると、あとから読み直してはっと気づくことがあります。

もちろん、ミスを減らすことにも繋がるので、メモをとる習慣をつけることを4月から始めてみるとよいのではないでしょうか。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?