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不得意をGoogleフォームでトレーニング

Google for Education認定トレーナーの笠原です。

2学期もあと一週間ですね。2022年も振り返りを始める時期になりました。冬休み前のちょっとした時間に、Googleフォームを使って苦手の復習を授業で取り組むときのちょっとしたTipsを紹介します。

他のフォームから問題をインポートする

意外と利用している人が少ないのですが、Googleフォームには「他のフォームから質問をインポートする機能」があります。

この機能を使うと、過去に行ったGoogleフォームの確認テストのうち、正答率の低い問題を再利用して一つのフォームに集約することが出来ます。

「forms.new」とアドレスバーに打ち込み、新しいフォームを作ります。

新しいフォームを作成した画面

右側のメニューバーの上から二番目のアイコンをクリックする。

質問のインポートのアイコン
フォームの一覧が検索されて表示される

過去に作成したフォームが表示されるので、問題をインポートしたいフォームをクリックする。

すると、画面の右側に、そのフォームでインポートが可能な質問の一覧が表示されるので、インポートしたい質問を選ぶ。

質問の一覧が表示されるので、インポートしたい問題のチェックボックスにチェックを入れる

チェックボックスにチェックを入れたら画面下の「質問をインポート」をクリックする。

「質問をインポート」をクリックする

するとこちらのフォームに元のフォームから質問がインポートされる。

インポートが完了した画面

あっという間に完了です!

どのように活用するか?

この機能を活かすには、Googleフォームの正答率の分析の機能を活用するのがよいでしょう。

Googleフォームでテストを行うと分析情報が自動的に表示される

「誤答の多い質問」が表示されるため、この問題を記録しておけば、後から簡単にインポートが可能です。

考査前や学期末に生徒の誤答の多い問題を一つのフォームに集約して、確認テストをするような使い方をすると、基礎基本の定着にはかなり役に立ちますね。

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