教員はNotionで何を書いている?
Google for Education認定トレーナーの笠原です。
大人気データベースサービス、Notion。自分も大好きで毎日、使っています!
高機能、多機能だけに使い方のイメージが沸かないというお話をよく聞きます。実際、自分も使っているとは言いましたが、全てを使いこなせてはいません(汗)
ただ、それでも毎日の生活から手放せないものになっているので、その一部を紹介したいと思います。
業務日誌を書いてみる
Notionの使い方を色々な方が進めていますが、機能を理解するためにはまずは「毎日、何かを書いて記録する」ということから始めるのがよいと感じます。
そのため、まずは毎日の業務日誌を書いてみることから始めてみるのがよいのではないでしょうか?
一番、分かりやすく、Notionらしさが分かるのは次のページで紹介されているようなテンプレートを使って日誌を書くことです。
リンク先のページを見てもらうと、テンプレートをコピーして、早速使い始めることが出来るのでオススメです!
自分もこのページの方法を参考にテンプレートを少し編集して毎日、業務日誌を書いています。
何か「あれ、これって前にもあったような…」と思い当たったときに、検索機能を使って自分の記録を探すことが出来るので、「とりあえず書いておく」ということを習慣にしておくと、後からかなり威力を発揮します。
ちなみに、この応用パターンとして、自分の楽しみの一環で「写真日記」も作っています。
基本的には業務日誌と同じ「テンプレートボタン」+「カレンダー」形式で、写真を一日一枚アップロードするというやり方なのですが、表示形式に「ギャラリー」を選ぶと、その月の思い出を一覧できるので面白いです。
メモの最終保管所として
最近は非常にメモアプリが増えているので、自分もついつい色々な箇所にメモをしがちです。iPadを使っているときは標準メモアプリに記録しがちですし、パソコンで作業しているときはWorkflowyを使っているので、そちらにメモを殴り書きしがちです。スマホで作業しているときにはGoogle Keepにメモ…というような塩梅です。
そのため、色々なところにアイデアが散逸しがちなので、思い出したときにNotionに転記しています。
Notionのよいところは様々タイプの記録の仕方に対応しているので、色々なサービスに散逸して記録してしまっても、後からだいたいちゃんと転記できるというのがよいところです。
「じゃあ、始めからNotionで記録をすれば…?」という意見も聞こえてきそうなのですが、それぞれの端末で使いやすいアプリや馴染むサービスが微妙に違うんです。
使っていて自分の感覚に馴染むアプリを使わないと、なかなかメモをするという習慣は長続きしません。
だから、メモに書いたことを見返すという作業もかねて、時々、Notionに必要な情報を転記するということをやっています。
ちなみにEvernoteも自分は使っていますが、Evernoteは見返すには動作が重くて個人的な感覚には合いませんでした。
学級経営関係
ホームルーム関係の記録もNotionに残しています。もちろん、個人情報は記録しないのは前提なのですが、ちょっとした締め切り関係のことや行事関係の覚え書きなどを記録しておくとよい感じです。
これはアクティブに現在進行で使うというよりは、学級経営が時期ごとにやることが決まっているので、ちょっとしたつまずきなどを記録しておくと、次年度に同じことをやるときに効率化できるというイメージです。
業務日誌を書いているのだから不要では?という意見もあるでしょうが、その通りです。ただ、Notionが高機能なためにデータベースを分けて作成できるので、細かく自分は細分化して使っています。慣れないうちは無理して訳なくてよいかもしれませんね。
クラスTシャツの代金の記録だとか年度初めに集めたぞうきんの枚数だとか、そういう細かいことを書いておくと、意外と役に立つんですよね…。
打ち合わせ関係
これも個人情報や外部に出すとマズい情報は書けないので限られたことになってしまいますが、それでも記録を取っておくと役に立つことは多いです。
イメージとしては会議中に自分が議題や他の参加者の発言に対して考えたことを打ち込んでおいたり、自分が今後、取り組まなければいけない仕事が何かを書き出したりしておくイメージです。
特に外部の業者との折衝は「誰が何を言ったか」は後々に問題になることもあるので、きちんと記録しておきます。
どちらかというと、ここの記録は議事録というよりはメモに近い感じですね。公式な記録は機微な情報も含めて、学内限定環境で記録を残すので、そのための下書き…という使い方です。
授業関連
Notionのデータベースとしての機能を一番活かせるのが、授業関連だと思います。
Notionの特徴であるプロパティを上手く設定することで、クラスごとや学期ごとなどに各授業を整理しています。
そして、1ページ1授業として使うことで、各授業の案や単元構想をこのデータベースを使ってやっているイメージです。また、授業のふり返りも、同じページにドンドンと書いています(当然、生徒名は書かない)。
Googleドライブともリンクできるので、授業のプリントなども気軽にリンクしておくことが出来、自分の授業を全体的に見直すときに便利です。
他の先生の使い方は…?
noteの記事で教員はこんな使い方をしている!という記事を見つけたので紹介します。
自分は予定やタスクはGoogleカレンダーやTodoistを使っているのでNotionでは行っていないのですが、Notionはカレンダーやタスク管理の機能も抜群に優れています。
上記のnoteの記事ではテンプレートを配布もしてくださっているので、もし興味があればガンガン試してみるのが良いのではないでしょうか?
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