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初投稿で苦労したこと、覚え書き(あとがき)

このシリーズが生まれるまでの経緯

昔から文章を書いてみたい気持ちがあり、2000年代にブログサービスが乱立して以降、何度かブログを立ち上げたりした。
すぐにネタが尽きて、ブログが形骸化するのがお決まりのパターンであった。何かに打ち込んでいたら、一つのテーマを掘り下げるなどして、書き続けられたかもしれない。しかし、私は物事に熱くなれない性分のためか、うまくいかなかった。

noteのサービスを知ったのは2017年で、マイペースに投稿できて、ブログのように形骸化せずに続けられそう、そんなふうに思ってアカウントを作成した。
当時の私は、福祉施設に通いながら生活の立て直しを図り、再起をかけた就職活動をしていたので、その生活を綴っていこうと考えていた。
実際はそんな余裕はなかったし、仕事が決まった後も新生活にかまけて、アカウントは放置してしまっていた。

それから3年が経ち、2020年、COVID-19の影響で在宅勤務となり、自由時間が増えた。
私は、自前の2013年モデルのMacを久々に開いて、OSをCatalinaにアップデートしたり、Windows10を入れてハイブリッドな環境にしたりしながら、パソコンを使った様々なチャレンジに取り組んでいった。

その流れで、2021年7月後半だったろうか、ふとnoteを思い出したので、何か書いてみようと思い至った。
自分の人生の歩みなら、特別な知識は要らないだろうから、それなりに書けると踏んで、軽い気持ちで「#私らしいはたらき方」をテーマに選んだ。

<ブラウザに関する備忘録>
noteの編集は、Safariだとおかしな挙動になり、Chromeだと安定する。最初はSafariを使っていたので、何度かストレスを感じた。webサービスを使うときのブラウザは、純正かどうかより、シェア率で選ぶべきだった。
参考:https://webrage.jp/techblog/pc_browser_share/


途中で「あー…これは簡単じゃないな」と感じて、タイピングが進まなくなることが度々あったが、中途半端な放置は「これまでの私」がやりがちな失敗で、繰り返してはならぬと、気持ちを鬼にして2ヶ月弱かけて、何とか最終篇の公開まで漕ぎ着けた。

こうした経緯から、簡単じゃなかったことは何か、覚え書きとして残すことにした。

簡単ではなかったこと①─思い出は多面体

書き始めは「人生の歩み」とは、算数でいうところの「線」として記憶されていると軽く考えていた。しかし実際に記述を進めていくと、其々の体験は複雑な「多面体」を構成しているように感じた。
どの角度から見た話であれば、自分を含めた読者に与えるストレスがより小さくて済むか、そこでかなり迷ってしまった。

簡単ではなかったこと②─生々しい感情の蘇り

過去の話なので、辛かったり悔しかったり腹が立ったりの感情は、普段蘇ることもないので、それなりに整理されて沈静していると思っていた。
それが「多面体」を為す体験を、角度を変えたりしながら眺めているうちに、出来事そのものの記憶は輪郭がボケているくせに、その時の感情はハッキリと呼び起こされてしまった。
そんな自分に危うさを感じて、作業を何度か中断した。一番大変だったのは<中>編だった。よかったら読んでみて欲しい。

簡単ではなかったこと③─近年の話

<下>編の後半は、「COVID-19がもたらした在宅勤務は、私の生きづらさを軽減している!」との主旨で綴った。
三密回避や在宅勤務で人と距離ができ、安心できているという、対人緊張が強すぎるマイノリティーな私のエピソードにすぎないが、COVID-19で大変な生活を送る人々を傷つけたりしないか悩んで、文章が進まなくなった。もし私の文章があなたを苦しめていたら、コメント欄で教えて欲しい。

終わりに

昨日<下>編を公開した勢いで、この覚え書きを書いているが、後々になって本編の記述の問題点や「簡単ではなかったこと」が新たに見えてくる気もしているので、その時は追記したり加筆したりしたいと思う。


サポートいただけたらとてもとても心強いです。