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KADOKAWA Connected V2

私が代表取締役社長をしているKADOKAWA Connected(KDX)は、新しいフェーズに入ってきた。

2019年4月に起業し、Connected2022というロードマップを作った。そして2期目の今期は、KADOKAWA ABWという働き方改革を、多くの人と連携をしながら、コロナ対策を行いつつ一定の成功を収めている。

同時に、ところざわサクラタウンのプレオープン(8月)とグランドオープン(11月)を乗り越え、このような巨大な施設についても、プロが集まって行えば、ICTインフラの内製化ができることを証明できた。

2019年1月から、今日まで30名を超える中途採用の人材を迎え、即戦力人材として多くの人材が活躍している。活躍をしている人は、前職で多くの山を乗り越え、自分自身と対峙し闘ってきた人である。

外資系IT企業、大手日系ユーザ企業、SI企業、デジタルサービスのベンチャー企業、個人事業主、など多様な所から、そして、MBAホルダー、第二新卒的人材、R&D人財、キレキレのビジネス企画者、ファイナンスのプロ、人情派の人など、男女や年齢(25歳〜57歳など)を問わず多様な人財がKDX Standard に共感しJoinしてくれている。

この活動から生まれたノウハウを、実績としてUpdateしたり、Newsにあるように多くの人に認めらるようなことがあった。そして、その中でも特筆できる内容が 世界一わかりやすいDX入門として書籍化された。これはKDXの価値の源泉であり、それを広める事で日本のDX、いや、ダメなIT投資を減らしていく、さらには経営改革まで踏み込んでいくという流れを作っていけると考えている。

2018年8月に作成したカドカワ情報システム改革という計画書を、2年が経過した今見直し、計画が1年以上前倒しで終わらせていることを確認し、昨日KDX2023というロードマップを仮でつくった。
これはあまりにも挑戦的な内容でありリスクがかなりあるが、2017年に行ったドワンゴのインフラ改革のリスクや、2005年にVMwareを立ち上げたり、1998年に行っていたx86の啓蒙活動を思いだし比べると、あまり無謀な事ではない気がしてくる。

改めて、KDXの文化の価値を感じ、仕事が広がってもその文化を維持できるようにする仕組みと仕掛けを考えた上で仕事の領域を広げ、AmazonやGoogleが勝負をしにくい領域を発明し、ロードマップをどんどん進めて、PDCAを回しマイルストーンを達成し、人間らしさや日本の文化を残していけるビジネス、ICT、組織アーキテクチャを作っていこうと思う。

本件についてのマインドマップを作成しところ、43インチ4KのDisplayにて全てを表示すると、文字がアリが歩いているようにしか見えないため、これをどのように関係者に伝えていったらよいのか思案中であるが、グロービス経営大学院で学んだクリシンの力を使って、キューブを回すように多様な面、線、点でロジックを組み直して、社内外のステークホルダーに説明していこう。

特に、社外にて、アイデア、ビジョン、そして熱を持っている方々と連携し、日本の真のDXを進めていきたいと考えている。本件は私にとって199x年から行って来た事で、日々かなり良くなっているように感じている。さて、いよいよ、本当に難しいながらも、価値のある改革をする領域に近づいていると錯覚をしているようだか、もしかするとこれは本物かもしれない。

だから、皆さんと一緒にがんばっていきたい。

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