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税制のお話part2

こんばんは!

今回は前回に引き続き税制の話をしたいと思います。前回のをまだ読んでいない人はこちらからどうぞ!

今回は
1.税金にはどんな種類があるのか?
2.どうやって決めているのか?
3.周りの国と比べて高いのか低いのか?
この3つを見ていきたいと思います!

税金にはどんな種類があるのか?

日本に暮らしているとたくさんの税金と向き合っていく事になります。消費税、たばこ税、所得税、無限に思えるような税金も何に対して課税されているのか?を考えると大きく4つに分類されます。

1.所得課税
個人の収入などに課税される税金です。この中にも色々な種類があるのですが、皆さんに一番関係あるのは給与所得だと思います。超累進課税でお金を稼げば稼ぐほど税率が高くなりより多くの税金を支払うことになります。

2.資産課税
資産を手に入れたり、持ったりすると課税される税金です。不動産を持ってるとかかる固定資産税や亡くなった親から遺産を相続するときにかかる相続税などが入ります。

3.消費課税
個人や法人の消費
に課税される税金です。消費税や、たばこ税、ゴルフ場利用税など意外な物にも税金がかかっていたりします。

4.流通課税
印紙税や登録免許税などがあります。しかし、資産課税や消費税との境目はあまりはっきりはしていないです。


また、これらの税金の中で国に納めるのか、地方に納めるのかで国税か地方税かが変わってきます。この2つはどこが課税して、どこの収入になるのかという違いになります。

どうやって決めているのか?

すべての税金は税法と総称される法律で定められています。

今の日本は、国の都合で税率を勝手にいじらないように法律で定めるところにより課税することになっています。

なので、所得税法や法人税法など、すべての税金に対して法律を作り、この法律全てを総称して税法と呼ぶことにしているのです。

税法は国会が決めていますが、一番大事な事だけを決めており、まだまだ粗いです。なので内閣、財務省、国税庁の順に内容が細かくなっていき、僕らが実際に使う内容になっていきます。

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周りの国と比べて高いのか低いのか?

日本の税金が周りの国よりも高いのかどうか?

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上のグラフを見ると、日本の所得税・住民税はアメリカと同程度であり、ヨーロッパ圏よりは格段に低いです。

ただし、数字だけで判断しては危ないです。この数字は国で言う収入の部分で、支出にあたる社会保障がどうなのかを見て判断しないといけないです。

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公共事業の額で言うと日本が高いですが、社会保障の額を比べると日本は低いです。

税金が高いイギリスはその分社会保障が高いので一概に税金が高いから過ごしにくいとは言えないのです。

要は、目の前の値段だけでなく、そのお金がどう使われていくのか?もしくはどこから入ってきているのか?という裏側まで見て判断した方がいいって事です。

今日は、この辺で明日に続きます!

最後まで読んでいただきありがとうございました!




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