日本の就職においての大卒と高卒の違い

よくFランク大学に行くぐらいなら高卒の方がマシと言ってる人がいたり、インフルエンサーみたいな人がビジネス書などで大学など行く必要がないと言ってる人がいるが、果たしてそうだろうか?日本の現在の就職システムをもう少し考えて見ると、軽率に高卒の方がいいと言うのはどうかと私は思う。

誤解を招かないように最初に言っておきますが、今回は大卒の方が優れているとか、高卒が劣っているとかそういう話をしたい訳ではないです。あくまでも日本の現在の就職という観点から見た話です。

まず私が言いたいのは中学生、高校生の段階でやりたい事が明確にないのであれば、将来の選択肢を広げる為に大学に行った方がいいという事。なぜなら、いろんな企業の求人を見れば分かるが、日本企業の総合職の応募資格は大卒以上でなければならない企業が多い。残酷だがどれだけ優秀な高校生でも、応募資格が大卒である以上は応募することすらできない。逆にかなりポンコツな大学生でも大卒の資格があればその企業に応募する事ができる。これが現実である。どれだけ優秀な高校を出ていても、大学にいかなければ高卒扱い、Fランク大学でも卒業できれば大卒の肩書きを手にいれる事ができます。ここをまず理解していく必要があります。高卒が応募できて大卒が応募できないという求人はあまり見かけませんが、高卒は応募できないが大卒なら応募できるそういう求人が多いという事に気づいていただければ嬉しいです。

馬鹿な大学生を見てると高卒で働いた方がいいんじゃないかと思う気持ちはすごく分かりますが、自分の将来の事を考えて、正しい決断をできる人が増えてほしいと切に願っています。



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