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投資はいつから始めるべきか

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今回の内容は前回に引き続き「投資」についてのお話です。

前回の最後に「投資は順序を踏んで行うべきである」とお伝えをしました。

①自己投資
②人脈投資
③事業投資
④経済投資
⑤寄付投資

まずは投資を始めるにあたり〝自己投資をしてスキルを身に付けた人・そうではない人〟ではどのような差が生まれるのでしょうか?

ということについて今回は理解していただける内容となります。

①どちらの会社に投資をしますか?

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あなたが投資家だとして下記のA社とB社どちらに投資をしますか?

A社:平均売上毎年2倍程度・利益率50%
B社:平均売上毎年1.5倍程度・利益率30%

まずここで重要なポイントは「いくら稼いでいる」ではなく「いくら残している」のかという視点を持つことができているかどうかです。

「いくら残している」=売上-経費=「利益」

続いてどちらの会社も毎年1.5倍以上の成長を続けていますが売上が突然半分になってしまったと仮定します。

A社:固定費が高く売上が下がると利益はほぼ出ない
B社:固定費は低く売上が下がっても利益を確保できる

「いくら残しているのか」という視点だけで会社を見ると売上も利益率も高いA社を投資先に選んでしまいそうですが、「残し続けられのか」という視点を持つと固定費が低く常に利益が確保できるB社が投資すべき会社であるという捉え方ができます。

つまり一時の利益だけではなく、その利益を継続して出すことができるかどうかの判断も投資には重要だということになります。

投資は「利益率」と「利益継続年数」で決めることが原則

自己投資を行い知識やスキルを身に付けたかどうかで物事の捉え方と良し悪しの判断が変わるということです。

②投資は速い方がいいは嘘

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では本題の自己投資についてAさん、Bさんの2人の40年間の投資を例に説明していきます。

◆Aさん:月収30万で40年間毎月5万円を年利(複利)3%程度の投資運用をしている
◆Bさん:10年間は自己投資をしてスキルをあげ月収100万で30年間毎月20万円を年利(複利)3%程度の投資運用をしている

上記の例の場合の最終的な40年後の配当は

◆Aさん:約12万円
◆Bさん:約30万円

と2倍以上の差が出てきます。

極端な例えかもしれませんが前述の通り自己投資をして知識やスキルを身に付けているのかどうかで将来のリターンに大きな差が出てきます。

では自己投資は何をするのか?

自己投資:体験・趣味・モノ・知識・スキル・人間関係

ここで改めて投資はいつから始めるべきか?

〝投資は若いうちから〟という言葉に騙されず、スキルも知識もないのであれば地道にゆっくりと自己投資をすることが長い目で見たときに投資では重要だということです。


以上が「投資はいつから始めるべきか」についての内容でした。

知っているか、知らないかで人生は大きく変わってきます。短期的な結果だけを求めず、長期的に物事を捉える視点を持ち続けられる様に日々勉強を継続していかなければと再認識しました。

次回は「自己投資」についてより深掘りをした内容をお伝えさせて頂きますので是非ご覧ください!!


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