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人生を「リッチに」。ゴールに突き進むマインドのカラクリ


前回、vol.01でコーチングについての概論をお話させていただき、今回からはコーチングで重要となる考え方についても触れていきたいと思っています。

vol.02では「ゴール設定」について触れさせていただきます。vol.01でも末尾で簡単に記載していたところを深く話し進めていこうと思います。

ゴール設定における3大重要ポイント
❶「真のwant to」であること
❷「現状の外側」に設定すること
❸「All Life(仕事だけではなく様々な領域)」で設定すること

コーチングの概念は「クライアントがゴールを設定し、達成していく支援」であると前回ご説明させていただきました。その上でコーチの役割は、マインドの使い方を教えることにあります。

そもそもなぜゴール設定が重要なのかについて説明させていただきつつ、ポイントを解説していきます。

そもそもゴールとは?ゴール設定の重要性

ゴールとは、シンプルに「成し遂げたいこと」「自分の人生でやりたいこと」のようなもので、正しくゴールを設定出来ることで自分の人生が動き始めます。

ここでいう「ゴール」は普段使われている「目標」とは別物であります。コーチンでいう「ゴール」は、達成することが前提の「目標」と異なり、達成することを前提としていません。

コーチングでは「ゴールを設定する」という考え方があります。自分自身で決めることが重要になります。それは、「ゴールを現状の外側に設定することでスコトーマを外し、クリエイティビティを発揮したり、エネルギーを生み出したりする」からです。

Goal設定❶:「真のwant to」であること

すごく単純な話ですが、ゴールを達成するにあたって、本当に自分のやりたいこと、心から望む中で設定することが重要です。

  • 良い大学/会社に入る

  • 会社で出世する

  • お金持ちになる

多くの方に起きがちなゴール設定としてはこういったものが挙げられたりします。もちろん、心から「○○大学に入りたいんだ!」といった強い思いを持っている方もいると思います。
一方で、「この会社に入ったら、こんな風に思われるから」「この大学にれば、就職が有利になるから」といったような他者の評価や外圧がかかった上でのゴール設定となってしまっていることに、人は案外気が付かないものです。つまり、真に自分のwant toで設定しているゴールではなく、それらはhave toのゴールであると言えます。

故に、真のwant to、つまりは誰かから禁止・強制されても、やってしまった経験などにクライアントのwant toが潜んでいることが多く、コーチはそれを見つけ出してあげ、そのwant toが発揮されるゴールを設定していくことが重要になります。

Goal設定❷:「現状の外側」に設定すること

私もこの「現状の外側」はスクールで座学で学んでいても、臨場感が感じられず理解するのに苦労しました。

まずコーチングでいう「現状」が何を指しているのか、をお伝えいたします。現状とは、現在の状態のままいけば十分に起こり得ると予測される未来のことを指しています。

「現状の外側」とは以下のようなものを指します。

❶達成するプロセスが全く見えない
❷周囲から止められるレベルのもの
❸挑戦することに対し、「怖さ」と「ワクワク」を感じるようなもの

例えばですが、「業績で昨年比○%」「部長に昇進するぞ」「オリンピックで金メダル獲る」これら全てが、現状の内側でのゴール設定と言えます。

「えっ?オリンピックで金メダル獲るは現状の外側でしょ!?」と思われる方もいると思います。
確かに桁外れなゴールだと思います。ただ、理想的に物事が進んだらそれは現状の理想になるのです。
少し前の選手ですが、世界的スイマーのマイケル・フェルプス選手は、10代の頃から金メダルを獲ることをゴールとしてたのではなく、「水泳をアメリカでメジャースポーツにして、アメリカ人の健康促進のために尽くす」と設定していたようです。

私がコーチングスクールにて自己適応期間に難しいなと感じたことは、臨場感が全く持てないゴールは設定しても意味がないということ。
もう少し具体的に話すと、距離が遠すぎる(例えば急に私が戦争を無くすことをゴールに置くことや日本の借金を無くすなど)ゴールを設定しても、RAS(別の機会に)が発火せず、行動に移らないから、正しく現状の外側にゴール設定ができてないことになるんですよね。

これは、メンターから指摘されて、「はっ」とさせられた1つでした。確かに設定したのに全くワクワクしませんでしたから笑

Goal設定❸:「All Life(様々な領域)」で設定すること

vol.01でも書きましたがコーチングは、私自身、自分の人生を劇的に変化させるものとお伝えしました。

まさにこのAll Lifeという視点が大切になります。

バランスホイール

少し脱線しますが、私は個人的に「ワークライフバランス」という言葉があまり好きではありません。人事で働いていると、いまだにワークライフバランスをという言葉を耳にすることが度々ありますが、Work(働く)とLife(生きる)を分けております。

ですが本来は、仕事は生きる(=人生)の一部であり、分けて考えるのではなく、人生を構成する一つとして考えるべきだと考えています。
昨今、「ワークインライフ」や「ワークライフインテグレーション」などのキーワードは、まさに時代の変化とともに生まれてきた単語ですよね。

話を戻しますと、仕事のゴール設定だけではなく、人生を8つに分けて、それぞれにゴールを設定してあげることで、人生を「リッチ」にしていく考え方が大事になります。この「リッチ」とは、お金持ちではなく、豊かにすることを指しています。

All Lifeにゴールを設定する理由は、多角的に描くことで、何をしていても、ゴールに向かっている状況を生み出すことができるからです。そして、それぞれのゴールに向かって動いていると、時にそれぞれのゴール同士が連動して、ゴールが更新されたり、うまく歯車が回ったりすることが起きたりもします。


コーチングのモニター募集

さて、ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。少しでもコーチングに関心を寄せていただいたり、人生を劇的に変化させたいなと思っている方向けに、コーチングモニターセッションを実施させていただきたいと思います。

実施時期は、私自身も先ほど記載したように自己適応期間のため、2024年1月以降を予定しています。以下のフォームからお申し込みいただけましたら、順次申込時の記載連絡先に私からご連絡させていただきます。

個人的には、こんな人におすすめできるなと思っています。以下に当てはまった方は是非ご検討くださいませ。

  • やりたいことが何かがわからない

  • 人生の幸福度を上げたい

  • 毎日が忙しい

  • 自分に自信が持てない

今後もアウトプットを定期発信していきますので、楽しみにしていてください。

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