20年前、中学生だった僕は、京都の男子校で吹奏楽の"部活"をしていた
2002年、今から20年前、僕は京都の中高一貫の進学校、洛南高等学校附属中学校に入学し、その中学の3年間のうち多くの時間を吹奏楽の”部活”に費やした。
楽器はユーフォニウム(ユーフォニアム)。当時の「洛南」はまだ男子校で、女性部員が多いイメージの吹奏楽部も、もちろん男子だけの部活だった。
吹奏楽部で過ごした時間は1日1日が濃密で、進学校で学ぶどの授業より自分にとって有意義で大切な時間だったし、今でもその気持ちは変わらない。でも、中学を卒業して吹奏楽をやめて受験勉強に向かっ