バルト三国旅行①|ラトビアの首都、リガへ
今日から5日間、ずっと楽しみにしてきたクリスマス旅行!!今回はバルト海を挟んだフィンランドのお向かいさんたち、バルト三国の中のエストニア、ラトビアへ。
概要
12/23
16:35 ヘルシンキ空港発
17:30 リガインターナショナル空港着
19:00 ディナー@LIDO
22:00 ホテル着
夜のリガを散策
バスでリガ市内の中心部に降り立ってから、お目当てのレストランに向かいがてらまずは街をぶらぶら散策(←というか、街並みに興奮してたらレストランを見落として気づいたら通り1周回ってた())。
リガは小さい街だから観光スポットはだいたいまとまってるよ〜、
っていう噂をちらほら耳にしていたこともあってほぼノープランで来てしまったので、何の建物なのかは分からないものばかりだったけど、歴史的な風情を感じる建物が確かに所狭しと並んでいる!クリスマスツリーも置かれていて、いかにもヨーロッパの街並み〜って眺めを満喫しました。
リガの街を歩いていてなんだかちょっと不思議だったのは、"静"と"騒"が混在しているような雰囲気を感じたこと。うまく言葉にするのが難しいんだけど、結構街は人通りもあってグループで話しながら歩いてる人とかもいて、さすが北国、バーももちろんあるからそこから音楽が聞こえてきたりもして、賑やかなはずなんだよね。でも不思議とうるささを感じないというか、それでもものすごくしーんとした雰囲気を感じるというか。それでずっとなんでだろう?って考えてたんだけど、思ったのは”背景音がない”んじゃないかっていうこと。もちろん人やお店の音は聞こえるんだけど、車や電車の音、周りの人の話し声、広告やアナウンスの音…東京にいたら気づかないうちにバックグラウンドで流れてるような色んな音がリガには一切なくて、だからたまにすれ違う人の声やバーの音楽が逆にものすごくクリアに聞こえて、静と騒の混じり合う感覚になったのかなって。そう言われて考えてみるとこの辺りはスーパーとかもほとんどなくてたぶん住民というより観光客向けのエリアだから、生活感からちょっと隔離された雰囲気があったのかもしれないな〜と。何はともあれ、普通だったらちょっと危なそうな地下道とか路地裏みたいな道もとても清潔だし治安の悪さを全く感じない街でした。
ラトビアのファミレスLIDO
そんなちょっと不思議な散策を終え、お腹を満たすためにレストランへ!
ラトビアはロシアの支配を受けていた歴史があるので、今でもロシア料理に近い料理が多いのが特徴です。ラトビア料理を調べていたときに見つけたPelmeni(ペルメニ)というロシア風の水餃子にサワークリームをつけて食べる料理がとても美味しそうで、その専門店に行ってみよう!と思ったらまさかのすでに閉店…。まあこれも旅の醍醐味ですね。旅を重ねて段々こういうのも楽しめるようになってきたよ。
というわけで、何人もの人がネットでおすすめしていた"LIDO"というレストランに行ってみることに。このお店はラトビアにとって日本でいうファミレスのようなところらしく、確かに綺麗だけど比較的カジュアルな内装、ビュッフェスタイルで好きなものをとってサクッと食べて帰る、というカジュアルなお店でした。
そしてなんといっても安い!フィンランドの外食物価があまりにも高いから特にそう感じるのかもしれないけど、ビュッフェで値段を気にせずに好きなものを食べられるのは幸せ…。
料理の表示が全部ラトビア語でなんの料理なのか分からないものばっかりだったので、キッチンのおじちゃんに聞きつつフィーリングで選んだ料理がこちら▼
ポテトとかザワークラウトとか、まさにラトビアの歴史に関わるロシアやドイツ風の料理が多くて、早速ラトビアらしさを感じた食事でした。あとこの左上のデザートははちみつとメレンゲのケーキ!バルト三国は森が多いからはちみつがよく取れるそうで、マーケットでもはちみつや蜜蝋のキャンドルがたくさん売られていました。
ところで、友達から「バルト三国の人は冷淡」っていう話を聞いたことがあったんだけど、店員さんと接してみてその意味を実感。あ、でも別に意地悪ってことじゃなくて、親切ではあるんだけど、愛想笑いとかホスピタリティみたいな概念が恐らくないのだと思う。キッチンのおじちゃんもレジのお姉さんも、色々聞いたら丁寧に答えてはくれたけどニコリともしなくて、友達の話を聞いてなかったらちょっと怖いと思ったかもなと感じた(^^;)そのクールさがなんか北国っぽくてちょっとかっこいいなと思ったりもするけど(笑)
そんなわけで、今日は到着が遅かったからあっという間に1日おしまい。
いよいよ明日はクリスマス・イブ!初めてヨーロッパで迎えるクリスマス、とっても楽しみだな。
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パン1個0.15€(約20円)はさすがにバグでは?
読んでくれてありがとう!Kiitos!
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