ネオクラシックレンズという沼
皆さんご存知のとおり、
俺はメインカメラにSONYのα77をチョイスしている。
そう、MINOLTA直系のAマウントカメラだ。
ただ、最近Eマウントに主役の座を奪われて以降、
どこのメーカーからも新レンズが出てこない。
だから、必然的に数少ない純正や中古のアフターレンズ、
そして、MINOLTAα時代の
ネオ・クラシックレンズを買い漁ることになる。
特にMINOLTAαレンズは、
数千円から買えて、程度のいいレンズなら
今時のデジタルレンズにも引けを取らない。
既に2本ほど買っている。
で、今回クローズアップするのはこのレンズ。
SIGMAのAF70-200F3.8、懐かしの直進ズームレンズだ。
これは、とあるリサイクルショップで3千円でサルベージしたもの。
F3.8という明るさに惹かれたのだが・・・
こいつ、かなりの地雷レンズだった。
ガラスケースに入っていたのだが、
よーくレンズを見てみると・・・
カビだらけ・・・
どれだけひどいレンズだったかというと・・・
試しに有名カメラ修理店に点検を出したとき、言われた言葉が・・・
「レンズの殆どがカビてますねぇ・・・全部取りきれません」
と、さじを投げられるレベルのカビ加減だった。
まあ、リサイクルショップでレンズを買うという
間違いを犯したから仕方ない。
それならとゴムのカップレンチを買って
DIYでカビ落としにチャレンジすることにした。
ググって予習もしたし、
一度バラされているので、
レンズの分解は比較的楽にできた。
カビキラーで丁寧に拭いてから
レンズクリーニングもした。
ただ・・・
レンズサッカーを買ってなかったせいで、
組み付け中に・・・
手を滑らせ・・・
レンズの上に落っことし・・・
目立たないレベルの傷をつけてしまった・・・
派手な傷じゃなくてよかった・・・(^^;
試し撮りもしたが、
幸い傷の影響もなく写りは良い。
フィルムカメラ用レンズだからか、
コントラストがのっぺりした感じだが悪くない。
古いレンズを安く買って、
自力でメンテナンスして使うのも、
意外と悪くない。
そう思った。
α77+SIGMA AF70-200F3.8
α77+MINOLTA AF35-70F4 Macro
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?