比較してしまう

                    (2021.2.1)

 2月になりましたね。予想通り1月は早かった。わかっていたけれど早かったです。ただ、これまでと違ったのは「あれ?いつの間に...?」という感じではなかったこと。やることが追い付かない状況下での「早かったなぁ。」という感想です。流された毎日がなくなった分、自分責めが減りました。そのかわり、違う自分責めがちらほらでるようになってきました。「他者との比較による自分責め」です。今日はこの「比較してしまう」ことについて話します。

 今、自分を一歩引いた目で見る訓練中で、客観視できないと、他者と自分を比較しだして勝手にネガティブキャンペーンが始まります。このラジオでは言葉や表現を変え「自分を受け入れる」プロセスを伝えているのですが、「他者との比較」ってやっぱり自分を受け入れきれてないのかな、と思うのです。人が羨ましくて他人には「ある」。こんないい所が、あんな素晴らしい才能が。と思う一方で、自分には「ない」。性格はここがダメ、あれがない、これがない、とないもの探し。他人と自分を比べるって、そもそも無意味なのに、自分のできることをただすればいいだけなのに、「あの人はこんなに忙しいのにこれだけの作業をしている。自分ももっと頑張らないと。」などと、求められてもいない努力を始めてしまう。身体的な疲労が精神的なゆとりをなくしつつある気がします。「これでいい。これがいい。」と心底思えなくなっている時は要注意です。毎日を笑顔で過ごすために色々やっているのに、その過程が苦しかったら続けられません。いったん深呼吸。寝不足で脳が酸欠のようです。落ち着いて考えれば他者との比較は大勢との関わりが苦手だけど、目標のために一歩前へ進んだからできたこと。それだけ頑張っている、やっている自分をたくさん褒めてあげなければいけませんね。