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読めない本


京極夏彦さんの「どすこい」を購入した。


表紙買いである。
京極さんらしく、分厚い本。
表紙は、しりあがり寿さん。
絶対面白いに違いない。
表紙買いで失敗したことはない。
が、
失敗した。
なぜならパロディ本だったのだ。
池宮彰一郎さんの「四十七人の刺客」
瀬名秀明さんの「パラサイト·イブ」
森博嗣さんの「すべてがFになる」
鈴木光司さんの「リング/らせん」
小野不由美さんの「屍鬼」
宮部みゆきさんの「理由」
竹本健治さんの「ウロボロスの基礎論」
の7作品のだ。
「本作とはいっさい関係ありません」
と、言いつつも
元の作品タイトルを挙げられたら
読まないわけにはいかない。
シリーズものは順番に
読むタイプの私だ。
せっかく買った「どすこい」だ。
下準備は完璧にしたい。
幸い、3作読めば準備OKとなる。

馬の鼻先に人参をぶらさげるがごとく
机の上に「どすこい」を設置し
まずは小野不由美さんの
「屍鬼」を読み始める。
これもなかなか厚い。
「どすこい」までの道のりは遠い。
しかも小野不由美さんは大好きなので
そのまま小野不由美さんコースへと
鞍替えしてしまう恐れあり。

はたして
「どすこい」は、いったん
積読本となった。

積読本の山は
なかなか崩すことは
出来ないだろうなぁ。

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