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未経験エンジニアとは?

こんにちは。Shioriです。

前回の記事が予想以上にスキをいただけたことに驚きと感謝の気持ちで溢れています。ありがとうございます。

やっぱりビジネスに関することは、多くの方が興味をもつのもわかります。さらに、コロナ禍を機にリモートワークが主流になったことで、IT企業への就職OR転職の話題がホットになっていますね。

そんな中でも未経験エンジニアの話を綴っていきたいと思います。

理由としては、、、私が新卒で入社した時はいわゆる未経験エンジニアだったこと、それを聞いた友人たちがちょくちょく私に「未経験だけどどうしたらエンジニアになれるの?」と質問をしてくれるからです。

(つよつよエンジニアの方、コンピュータサイエンス持ちの方、私は文系卒未経験からスタートした身です。お手柔らかにお願いします。笑)

世の中の求人とかで見る「未経験エンジニア」には大きく分けて2種類あると思ってます。

①今までプログラミングやウェブデザインを全く勉強したことがない、学習と経験どちらも「未経験」なエンジニア

②独学やスクールで一通りプログラミングを勉強したけど、実務経験は無い「未経験」エンジニア

少し厳しい世の中かもしれませんが、①も②もどちらも未経験として扱われるのが社会です。

3,4年前は①のようなすべてが真っ白な状態の人でもエンジニアとして働ける、いわゆる未経験エンジニアブームがありました。プログラミングスクールが軒並み開設されていったのもこのころだった気がします。ただその後、プログラマー飽和状態(*注1)となり、企業側も未経験人材の採用に対して眉をひそめるようになり、ここ最近では①状態の人のIT業界への飛び込みはやや難化しています。

注1:ここで「プログラマー飽和状態」と書いたのは、プログラマー=設計や要件定義に携わらずコードだけを書く人 という意図で書いております。こちらの定義は会社毎で異なります。また、今でも上流②かかわることのできるエンジニアや、AIエンジニア等は、日本で人材の枯渇状態が続いています。

現在でも「未経験でも入社できます!」と謳う求人をみますが、それはほとんど②の実務未経験の人を大半は指します。友人何人からかは、「今営業やっているけど、2か月ちょっと勉強したらエンジニアとかになれるのかな~。」なんて言う話を聞きますが、私はそれは厳しいと思うと答えてます。

そのような状態では、相当突出したポートフォリオを持っていない限り、面接で自分のスキルを十二分に説明できない限り、世の中が想像するエンジニアの理想の働き方は難しい。これが現実です。

前職の知り合いに、元々事務職で10年以上働いていた経歴をもっていて、独学でネットワークやC#を勉強してキャリアをスタートした人も、IT未経験ということで入社時に年収が50万下がったというお話を聞きました。

当時の生意気な私は「おいおい、社会人の経歴長い人の年収下げるなんてありえないヤーン」と心の中で叫びましたが、今考えると会社が未経験を雇うリスクのほうが圧倒的に高いので、市場価値から考えて妥当な判断だなと思います。

ちなみに、エンジニア一人雇うのに、約200万円採用費用かかるらしいですよ。なので、IT企業では友人を誘って入社するリファラル採用も主流です。紹介してくれた人に10~50万円を支払うだけで採用できますし、何より紹介という形にした方が信頼できる人を迎えることができるから一石二鳥なのです。(日本では「コネ」が嫌われているので、IT以外ではあまり見ない風潮ですね泣)

若干遠回りしましたが、要するにIT企業が言っている未経験エンジニアとは、実務未経験エンジニアであって、本当に何もしてこなかった人ではないんですよね。

私は未経験で入っても、その1年弱の経験がものすごく貴重な経験となり、2社目では経験とスキルのある人として評価されました。本当に新卒最初は自己研鑽に加えて辛抱もありましたが、年収も経験値も高くなった今、自分次第でどんどん上に登っていけているのだなと感じています。

周りから「楽そう」「楽しそう」と言われるので、

楽ではないぞ!!!

とだけ書いておきます。

それではまた次のブログで。

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(@^^)/~~~




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