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主婦になって友達と呼べる人がいなくなってしまった。マンションの取り壊しでみんなバラバラにされてしまった。面倒を見てもらった人は遠くに引っ越してしまい残ったのは私一人、よくよく人間関係に恵まれない。まだママ友という概念がなかった。そこでとある施設でボランティアをすることにした。そこではいままでの常識は通用しなかった。本音でぶつかってくる人たち、癒されることに慣れていない私は戸惑った。人に傷つけられたものは人でないと癒されない、良く休みもしたが彼らは何も気にせず接してくれた。あの時の私は多分輝いていたと思う。いまは遠くで見守ることしかできないがまた会いに行くからね。