50.「観測」という「イメージ」が新たなパラレルワールドを生み出す
今回も『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』の本をテキストにして、自分が望むパラレルに移行する方法を書いていきます。
これは本の中の図を模したもので、人のさまざまな感情を周波数に置き換え、それらをひとつに集めて束にすると間隔の狭い「愛」の周波数になるということを表しています。
人の感情の周波数の特徴をみていくと、ネガティブな感情ほど波の間隔が大きくなっていく一方、ポジティブな感情ほど波の間隔は短くなっていくという性質があるそうです。
また、波の間隔が大きいものはエネルギーが小さく、間隔の狭い周波数のエネルギーが大きくなるという特徴もあります。
この「愛の周波数」について書かれているところを読んいて、僕は「パワーか、フォースか」という本の「意識のマップ」を思い出しました。
この表は、「パワーか、フォースか」という本の「意識のマップ」を僕なりに見やすく作ったものです。
この「意識のマップ」の上位にある感情は、下位の感情を包括していくことで生まれると考えることができます。
人は誰しも、大なり小なりネガティブな感情を抱く経験をしているもので、そういった経験から何かを学び修正を加えていきながら、ポジティブな意識を習得するようになっています。
しかも、さまざまな経験を通じてネガティブな感情を抱いているからこそ、他者に対して共感できるようになり、その共感する力が「愛」や「理性」、「受容」の意識を生み育てることになります。
つまり、人はネガティブな経験をしているからこそ、ポジティブな意識である「愛の意識」を獲得できるようになっていくものであり、その様子を周波数で表現すると、エネルギーの大きな間隔の狭い波の形になるということができます。
ここ数年、スピリチュアルの世界では「統合」の大切さが訴えられています。
統合とはバラバラに散らばっているものを一つにまとめていくことであり、「確立を1にすること」と言い換えることができます。
そこでもし私たちが日常で感じている感情を、徐々に統合(確立1)することができるようになって、生活全般を「愛の意識」で生きていけるようになると、やがて「意識のマップ」の上位の「喜び」や「平和」の意識を見出していけるようになっていくことでしょう。
とはいえ、「喜び」や「平和」、「愛」の意識で生きていけるようになるには、バラバラになった感情をひとつにまとめていく統合の作業をしていかなければなりません。
では、どうやって「統合」の作業を行っていけばいいのかというと、『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』には、『ありがとうを観測する』、『豊かさを観測する』、『「せいで」を「おかげで」に変える』、『好きを大事にする』、『苦しいときこそ「幸せ」を観測する』といったことが書かれていて、これらがバラバラになった意識を統合にするやり方になると考えることができます。
この統合のやり方(確率1にする方法)については、次回の記事で書いていていこうと思いますが、我々がポジティブもネガティブも含む全ての感情をひとつにまとめた「愛の周波数」で日々生活できるようになると、やがて、その意識が「意識のマップ」の最上位にある「悟り」へと繋がって行くと考えることができます。
そういった意味では「悟り」とは、確率1の究極の姿であり、すべての意識を包括したワンネスの意識ということができます。
そして、今後、私たちの中からすべての意識を包括した「悟り」の意識を持った人たちが増えていくと、それが人類の集合意識を変えることになり、我々がこれまで想像すらできなかった、全く新しいパラレルワールドを生み出すことができるようになっていくかもしれません。
とはいえ、新しいパラレルワールドを生み出すのに、必ずしも「悟り」の意識が必要というわけではありません。
人は誰でも想像する生き物であり、そういった想像こそが新たな創造を生み出すものです。
そういった意味では、我々が今すべきことは「悟り」に至らないにしても、「愛」や「幸せ」の意識を使って、どんな世界で暮らしていきたいか、理想の世の中とはどういったものなのかといったことを想像しいくことなのかもしれません。
「想像する」ということは「観測する」ということであり、想像という観測を強くしていけばいくほど、それが現実世界に投影されていくものであり、それが集合意識を変える力となります。
なので、現代の私たちが今しなければならない役割の中に、「愛」や「幸せ」の意識を使ってどんな世界で暮らしていきたいか、という想像(観測)をすることも加えていかなければならないといえます。
といったわけで、次回は、自分の望むパラレルをどのように創造(観測)していけばいいかということを、『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』の本を参考にさせて貰いながら書いていこうと思います。
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