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47) 書くことで人生の「道」を創る

noteで記事を書き始めたのが昨年の9月1日であるため、もうすぐで約半年になる。

その頃は、一日おきにひとつの記事を書いていたが、今では一日で3、4記事上げている。

なぜ、そうなったかというとひとつに書くことが楽しいということがあげられるのだが、もうひとつには、自分の意識の書き換えを前向きにしているという側面もある。

今は意図して自分の好きなことをして生活しているわけだが、その背景には、これまでの自分を再構築するために時間をしっかりとっているという理由もある。

そして、書くことでいわば強制的に意識の書き換えをしているといってもいい。

こういったことから、普段記事にして書いているの内容は、自分の「今」の認識よりも「前」を行っている場合が多かった。

しかし、最近は書いている内容と「今」の自分がかなりの部分で一致してきているという実感がある。

自分の意識を再構築するという感覚ではなく、思ったことを思った通りに書けるようになっているといってもいいかもしれない。

今回、なぜ、こういうことを書いているかというと、今日あげたもうひとつの「奇跡の脳」から「奇跡の起こし方」を学ぶという記事を書いていて、僕は文章を書くという行為を通じて左脳的意識を右脳的意識へと変換していたんだな、と思ったからだ。

たとえば左脳意識は、現状を把握してそれを分析し、一つの物語として未来の姿を描くことが得意だから、どうしても考えることが悲観的になるものであり、そういった悲観的な考えを左脳は隙があれば何度もリプレイしてくるものなのだ。

左脳意識はいわば防衛本能を強く持っている。

僕はどちらかというと、そういった悲観的なことをずっと考えてしまうという癖があったから、その思考の癖を改善したいとずっと思って生きていた。

そこで、勇気を出して思考の癖の改善作業をすることにしたわけであり、文章を書くという行為をもとに、右脳的な要素を左脳に送り続けていたのだ。

この半年間を振り返ると、右脳マインドを「主人」として左脳に指示を与えるという作業をずっと続けてきたといってよく、書くという行為を通じて「右脳」から「左脳」へつながる「道」を創り太くしていたわけで、そういった成果が、ここ最近は出てきているように感じている。

そういったわけで、最近は不安に感じることがなくなってきていて、目の前には明るい未来しか見えていないため、今は「強気」で生きていると感じている。

「不安」とは「弱気さ」のあらわれでもあり、こういった「弱気さ」は左脳のリアリズムが生み出しいるといっていい。

その一方で、右脳のマインドは楽天的である。

では、この楽天的な感じがどこから生まれてくるかというと、「人はそもそも何があっても大丈夫である」という本能的な思いからきていると考えられる。

この「大丈夫」という思いは、「強気」ではなく「事実」でしかないけれども、こういった「事実」を持って生きていられるようになると、結果的に生き方が「強気」になっていく。

だって、大丈夫なんだから。

以前は、言霊とかアファメーションとかいうのをあまり信じていなかったが、最近はそういった言葉を唱えることの意味を理解できるようになった。

だから、最近は、寝る前や朝起きてぼんやりしているようなとき、心の中でアファメーションを唱えるようにしている。

このアファメーションを唱えるということは、右脳の意識を言葉にして言語野のある左脳に伝えているということであり、左脳に右脳の楽天的な物語を創らせているということでもある。

つまり、右脳の意識を繰り返し言葉にしたり、文章にして書いたりすることで、自分の意識のあり方を変えることができるようになったといっていいだろう。

僕らは、小さい頃からいい意味でも悪い意味でも「洗脳」されて生きている。

この洗脳は、繰り返し同じ言葉や同じ内容の考えを浴びることで出来上がるものであり、こういった社会からの洗脳は無意識のうちにされているものだ。

そこで、無意識のうちにされていた洗脳から脱するには、自分の意思と力で行っていくしかなく、自分に対して自分が求めるような言葉を与え続けることで、自分を洗脳していけばいい。

僕らは普段、言葉で物事を考えて行動し、その行動から得た結果も言葉で意味付けしていることになる。

このため、意識の再構築をするには言葉を使っていかなければならない。

よく「言葉を変えれば世界が変わる」といったことを目にするけれど、その原理は、左脳に対して言葉を使って指示を与えることであり、その指示に沿った物語を左脳に創らせるということなのだ。

こういった指示系統としての回路、すなわち「道」をつくることで自分自身の考え方を構築し、それを行動に移していくことで目の前の現象を変えていく。

特に、書くことは論理性も必要になるため、右脳から左脳への伝達回路を太くできるのだと思う。

言葉を変えるということは、原因を変えるということでもある。原因を変えれば当然、結果を変えることになる。

それが「言葉を変えれば世界が変わる」の意味なのだ。

自分の世界は自分でしか変えることができない。しかし、言葉を使えば自分の世界を変えることができる。

これからも書くことでますます「道」を太くしていこうと思う。

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