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ネガティブの中に幸せになるヒントが隠されている

昨日のつぶやきに、次のようなことを書いた。

強度は柔軟さによって生み出される。固いもの同士がぶつかり合えば砕け散る。しかし、固いものを吸収し柔らかく包み込むこめば、規模も可能性も広げていける。「柔よく剛を制す」は真理の言葉。これまの喜怒哀楽、すべて経験を気付きによって解きほぐし、智慧に変えれば強度のある人生を送っていける。

強度

ネガティブな出来事が起こると、人はどうしてもその出来事に反発してしまう。

しかし、そういった出来事に反発しているだけでは、物事は進展することなく滞ってしまう。

また、物事が滞ってしまうと葛藤が生まれるものだし、その葛藤を保持し続けると、それがストレスになってしまい、ますます動きが鈍くなっていく。

ネガティブな出来事に、反発する気持ちを抱いてしまうことは仕方のないことである。

けれど、ネガティブに思えることの中に幸せに近づくことのできるヒントが隠されいると知れば、人生をよりよい方向に展開していけるようになるだろう。

ネガティブな出来事は、幸せになるための近道に変えることができる。

ネガティブな思いは人の気持ちを固くするけど、そういった思いが、なぜ生まれたのかを内省し、その中から解決策を見つけていけるようになればマイナスをプラスに転換できるようになり、それ以降の人生を柔軟に送っていけるようになる。

こういった柔軟性を持つことで、人としての強度を上げていくことができるし、マイナスな出来事ををプラスに変え続けていくごとに幸せな状態に近づいていけるようになる。

マイナスな思いをプラスに転換させることは、心の筋肉を鍛えることである。

体の筋肉は筋線維を太くしていくことで育っていくものであり、筋線維は負荷を掛けることで太くなる。

このことと同様に、ネガティブな出来事は心の筋肉を付けるための負荷であり、ネガティブな体験を使って心の筋肉の強度を上げていけば、どんな出来事にも対応できるようになり楽に生きていけるようになる。

ネガティブな出来事が、自分の本当の思いを教えてくれる。

嫌と感じる出来事の裏側には、自分が望む生き方が存在している。

陰と陽は、常に背中合わせであり、陰を知れば陽を知ることができるようになるし、陽を知ることができたなら、その陽を追求していけばいい。

陰というべき失敗から陽となる成功は生まれるものであり、失敗することで何を修正していけばいいかを明確にできるし、失敗を修正し続けることで自分自身に強度を与えることができるようになる。

失敗は成功の母である。

母は、いつでも我が子の成長の支えとなってくれる。

失敗は行動しなければ起こらないし、大抵のことは一回で上手くいくということはない。

むしろ、一回で上手くいってしまったとしても、そこに強度がないため、継続して成功し続けることは難しかったりする。

どんなことでも行動すれば失敗をするものであり、そういった失敗を修正し続けることで精度を上げることができ、その結果、強さを身に付けられるようになる。

人生は常に過程であり、成功も失敗も含めて人生は成り立っている。

成功も失敗も自分を強くしてくれる要因のひとつでしかない。

成功にも失敗にも、結果につながる原因が必ず潜んでいるものであり、そういった原因を見つけることができれば、それを上手に活用していけばいい。

原因はすべて自分の中にあるものである。

その原因を見つけだすことができれば、修正を加えていきながら整合性を見出し、原因と結果を良好な関係で結べるようになる。

自分の思いが、目の前の現象を生み出している。

キリストの「汝の敵を愛しなさい」という言葉は、「敵は自分の鏡の姿」ということを示している。

敵は自分のネガティブな思いによって生み出すものであり、その敵を愛することができるようになれば敵はいなくなると同時に、自分の中に潜むネガティブな思いを自覚でき、その思いをポジティブなものに書き換えることができる。

そうやって自分の中に存在する敵と和合できれば、それまで背負っていた荷物を下ろすことができ、楽に生きていけるようになるだろう。

和して合すれば、規模も可能性も拡大していけるようになる。

何かと戦ったりぶつかり合ったりしている限り、幸せに近づいていくことはできない。

戦いはどちらかが倒れるまで続くものであり、規模も可能性も縮小させるものである。

戦うことから距離を置き、距離を置いたうえで自分がどうなりたいか、どう生きていきたいかを明確化することができたなら、戦うことが無駄だと自覚できるようになり、あとはシンプルに自分の道を歩んで行けばいい。

幸せは、自分自身に調和が生まれたときに訪れる。

マイナスな出来事の中には、必ずプラスに転じることのできる要因が含んでいる。

そういった要因を使って自分自身と調和を図っていくことで、少しづつ幸せに近づいていく。

ネガティブな出来事は反面教師であり、自分が何を求めているかを明確化してくれる教師でもある。

幸せになるためには、幸せではないという状態を知らなければならないし、幸せはマイナスをプラスに転換することで得られるものである。

マイナスをプラスに変えていくからこそ、幸せを心から実感できる。

マイナスをプラスに変える力が柔軟性であり、そういった柔軟性を身に付けられるようになると、強度のある人生を送っていけようになるだろう。

柔らかさは強さの証であり、強さはマイナスをプラスに変えることのできる柔軟さによって生み出すことができる。

我々は、幸せになるために生きている。

幸せに近づいていくための、ヒントは至る所に存在しているものなのだ。



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