見出し画像

27)私が主人公として生きる世界

私たちが暮らしているこの世界は、基本的に「私がニコニコしていれば、周りの人もニコニコする」世界だ。

私たちは「共感」の世界に暮らしているから、「私」が率先して「共感」の原因になれば、その「共感」によってその場の雰囲気を作ることができるはずだ。

だから、どんなときでも「ニコニコ」して過ごすことができるなら、その人の周りは平和になることだろう。

そういった意味でも、この「共感」の原因は、「ネガティブ」ではなく「ポジティブ」なものにする方がいいだろう。

人は「ネガティブ」意識になることは案外簡単にできたりする。しかし、「ポジティブ」な意識は、自分で意識しないと作れない場合が多かったりする。

だからこそ、普段から自分の意識には敏感になっていたほうがいいといえる。

私たちは、うっかりしていると周りの雰囲気に知らず知らずのうちに「共感」してしまい、それまで楽しい気分で過ごしていたのに、気が付くと「イライラ」してしまったりする。

だから、そういった「イライラ」した感情を受け取ってしまったときは、意識して気持ちを入れ替えて、「私」が主人公になって「平和」な気持ちを発するようにして、その場の雰囲気を変えていった方がいいのだ。

もし「私」がこの世界の中心に存在し、この世界の主人公であるならば、その主人公の「意識」が反映されることになる。だから、なおさら主人公の意識が大切になる。

実をいうと、この世界は「私はあなた」、「あなたは私」でできている。

なぜかというと、「私」の姿を自分で見ることができないから、「あなた」の姿を見ることで「今の私」を知ることができるようになるからだ。

もし、目の前の人が恐い顔をしていたら、「私」が微笑むことで相手の表情を変えることができるだろう。

しかし、目の前に恐い顔をしている人がいて、その人につられて「私」も恐い顔をしてしまったら、「今の私」は恐い顔の人になってしまう。

もし「私」がこの世界の主人公であるならば、「私」が微笑むことで相手の表情を変えることができるものなのだ。

でも、目の前の恐い顔をした表情をした人につられて、「私」も恐い顔をしてしまったら、この世界の主人公は恐い顔をした人になる。

逆に、「私」が恐い顔をした人に微笑んで、目の前の恐い顔の人の表情が和らいだら、「私」がこの世界の主人公であることが分かるだろう。

もちろん、目の前の恐い顔の人の表情が変わらなかったとしても、それはそれでいい。大切なのは「私」が微笑むことだから。

「私」という舞台においては、常に「私」の主役としての意識が反映される。だから、「私」が「私の人生」の主人公であると自覚できたなら、「私の意識」に敏感になって「なりたい私」の意識で生きる必要があるのだ。

「私」は常に自分の人生の舞台上で、『<あなた>から<わたし>はどのように見えていますか?』といった問いかけをしているものなのだ。

そして「私」が微笑むと、大概は「私」を見ている「あなた」は微笑んでくれるものなのだ。

それが、私が主人公として生きる世界だ。

ひとりでも多くの人が、主人公の意識を持って意識に敏感になって生きることができるようになると、この世界はますますよりよいものになるだろう。



いつもサポートありがとうございます。感謝ですー😆👍💓