小脳障害（小脳形成不全）の猫　-ハル-　27　ちびっこなりに

第8章　一方、ハルは　その2

生後半年を経過した11月ごろからスプレー（のようなもの）が始まって以降、ずーっとサカリ（だと思う）状態が続いているハル。

続いている、と言っても「四六時中」では無く、

5〜10分ほど「大騒ぎして、マウンティング」の1クール

これを1日3〜5回。多い時は7〜8回。

調べてみると、男の子のサカリは女の子とは違い「この時期」と決まっては無いらしい。

すでに4ヶ月以上続いており、なんと言うか
「疲れない？」と冷静に声をかけたくなる感じ。

とはいえ回避方法はないから、放置一択しかない。※
遊ばせて発散、も余り効いてない感じがする。

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※究極？は精神安定剤を使う、という方法があるそうです。
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マウンティングをしようとしても元々うまく立てないので、
柔道の寝技かレスリングかと思う一人暴れっぷり。

そして暴れた後、何故かしょんぼりした顔で少し離れたところに座り、
こっちが謝らなきゃいけない雰囲気にさせられる日々。w

なんだかなー。w

2016年3月16日　13時半ごろ
ペットベットの上でもっちりと。

ーまだ多分小学生男子wー

ユウナの病気の関係でかかりっきりのため、
ハルと遊ぶ時間は必然的に減ってしまう。

それでもできるだけハルと遊ぶようにし、寝る前の抱っこも欠かさない。

そんなある日、私がキッチンに立ってるとハルは
私の後ろをハル的早足で何度も往復してることに気づいた。

しばらく気にして見てみると、洗い物をしている時にこの遊び？をしている事が多かった。

何がハルをそうさせるんだろう？と思って気にしてみたら、

私が洗い物をする
→水が飛ぶ
→水に当たらないように？走り抜ける

という感じだった。

いつの間にか、自分で思いついたであろうアトラクション？で遊べるようになってた。w

楽しそうで何より。

もうそろそろ人間換算で高校生近いのに、遊び方は小学生男子。w

まだまだちびっこ。

2016年3月17日　21時半ごろ
作画崩壊してるかのような長い前足。
撮影角度の問題だと思うんだけど・・・バランスがおかしい。

ー甘えっ子ー

ハルが間も無く1歳になろうとしていたこの時期は
ユウナの再発、精密検査、そして宣告の流れがあり、
耐えてはいたけども私の精神面は少し落ちていた。

そんな中ハルは、
トイレに行くと「入れてー！」と叫び、
トイレに入れると膝の上に乗ろうとし、
風呂に入ると「何してるのー！」と叫び、頭を撫でることを強要。

いずれもシカトすると「ままー！」と玄関で絶叫。

姿が見えず、反応がない時は「出かけている」と言う判断らしい。w

ユウナにかかりっきりだったからか、
ハルはいつの間にか私の姿が見えたらどこへ行くのもついてくる、
ベタベタの甘えっ子になっていた。

2016年3月26日　19時半ごろ
ハルが生後1ヶ月を過ぎる辺りまでキャリーの変わりにしていた鞄。
そこから半年でここまで成長。

ーもしかしたら気遣いー

とはいえ、引く時？は引く。

ベタベタにくっついてくるけども、ユウナのご飯の時間だとか、
ユウナが鳴いて呼んでるような時は深追いしてこない。

空気を読んでいるのか、
「あ、この時はだめだ」と覚えたのかは分からない。

たまにユウナを見ているのが辛くなったりで部屋を離れた時も、
ハルがいい意味で引っ掻き回してくれて少し気分が楽になった。

もしかしたらハルはめちゃくちゃ気を遣っていたのかもしれない。

・・・その反動？か、すごい散らかすけど。w

2016年4月17日　15時ごろ
あっちこっちをひっくり返して満足そうな顔。

ー続ー